最終モデル。
ワンオフ(一台のみのピースユニーク)、入荷しました。
39㎜ケースのガレ・マイクロローター。
RGケースに、文字盤はもちろんグランフーエナメルです。
ローラン・フェリエ社のエナメルは、グランフーと呼ばれるものです。(仏語で“大きな火”)
それは、ガラス質の釉薬を高温で焼成させた七宝の文字盤の事を指します。
ダイヤル上にエマイユ(フランス語でエナメル)という字の横にグランフーという文字が記されています。
上質なグランフー(エナメル)文字盤は、独特のぬくもり感を持ち、39㎜と径を従来のガレ・マイクロローターより1㎜小さくした事で、ぽってりした厚みのあるフォルムになり、ノスタルジーを感じる存在感のある仕上がりとなっています。
元々、ベースモデルのガレ・マイクロローターには40㎜ケースしか設定がなく、これまで計10本製作したカミネ限定モデルは全て40㎜でした。
今回のこのモデルは、特別にスイス ローラン・フェリエへ頼み込んで、1本だけ39㎜ケースで製作して頂いたものです。
ムーブメントは、ジュネーブグランプリを獲得したローラン・フェリエ社の誇るマイクロローター。
クラシックな外見と違い、ムーブメントは最新の技術が盛り込まれています。
パーツの一部にシリコンを使ったローラン・フェリエ独自のナチュラル脱進機の採用により、ゼンマイからの動力の伝達のロスを大幅に軽減する事ができ、その結果 パワーリザーブは3日間まで伸びています。
今回は、Dバックル仕様です。
シンプルなデザインですが、脱着も軽快で装着感も抜群です。
文字盤デザインの元となった、1870年代のパテック フィリップの懐中時計 ミニットリピーター。
まず文字盤のデザインを書き起こしてもらい、それを元にフォントの太さや大きさを何度もやり取りを繰り返し修正していきます。
最終完成予想のCG画像。
(着想から完成までに約8ケ月)
裏ブタのエッジに、
Kamine-110th Anniversary-Piece Unique
と、エングレーブされています。
商品は、カミネ・トアロード店にございます。
是非、お気軽にお声掛けの上、御覧ください。
ガレ・マイクロローター
世界限定:1本、自動巻
ケース径:39㎜、K18RG
アリゲーターストラップ Dバックル付
価格:¥5,940,000(税込)
ここは、銀座の少し路地に入ったビルの2Fにある
最近オープンした「NX-ONE」。
タイムラウンジと呼ばれる新しいスタイルのウォッチSHOP。
取り扱うのは、ドイツ・ミュンヘンの最高級ホールクロック、オートワインダーをはじめ、
ウルベルク、H.モーザーなどの本格派機械式時計に加え、第一の目玉は、リシャール・ミルのネオヴィンテージと呼ばれる認定中古品の販売、そして買取りをしているお店です。
ネオヴィンテージのRM011 ロータス限定
(既に売済でした)
その隠れ家のような洒落た店内で、一風変わったイベントを体験しました。
応接コーナーをまるで前からあった鮨屋のように模様替えした上、日本橋の有名鮨屋の大将が来て、鮨を握るわけです。
スイス製高級時計のイベントケータリングとしては、普通、シャンパンにカナッペ、ピンチョスなどが欧米も含め一般的ですが、日本特有のこのスタイルも、お客様の満足度を満たすユニークなおもてなしになります。
これは、NX-ONE オープンの御祝にリシャール・ミル氏からプレゼントされたという、ヴィンテージものの生ハムカッター。
異彩を放つ雰囲気ですが、ユニークで美しく存在感有り。
当日展示されていた、リシャール・ミル RM35-02 REDとRM029 ジャパンブルーのサンプル。
双方共に、入荷待ちの人気作です。
これらは新作ですが、欧米では古くから時計の下取り買替えはごく一般的で、オークションなどもその一端です。
最近は、日本でもそうした動きがどんどん活発になりつつあり、
このNX-ONEも正規でスタートしたトレードインショップのひとつとして注文される存在です。
そして、次の日 朝早くから始まった初のリシャール・ミル チャリティコンペ。
全国からリシャール・ミルのユーザーでゴルフ好きが集まりました。
千葉県・成田にある名門、成田ゴルフクラブは、その日、リシャール・ミル一色に貸切り。
早朝からクラブハウス エントランスにゲストの到着する車はフェラーリ、マセラティ、マイバッハ、ポルシェなど。
カーイベントさながらの様相。
晴れ渡った秋晴れの美しい成田ゴルフクラブに、
リシャール・ミルのフラッグがはためき、熱い一日がスタートしました。
コンペ内では、様々な仕掛けなどにより、
チャリティで集められたお金は全て熊本地震の復興基金にあてられます。
約30組にものぼる大人数のコンペが終了した後、リシャール・ミルのアンバサダーもつとめる宮里優作プロ(ジャパンゴルフツアー選手会長)によるトークショーがスタート。
昨年11月、リシャール・ミルRM055を着けて、ダンロップ フェニックスで優勝し、獲得賞金も1億円を突破したのは記憶に新しいことです。
トークショーはとても面白く、リシャール・ミルをはめてゴルフをする宮里プロは、リシャール・ミルはプレイをする上でもなくてはならないものと。
ロングヒッターの彼は、現在使用中のRM035-02 自動巻がクラブを振り切ったフォロースルーの際、耳元で自動巻のローターが「シャリーン」と回る音が聞こえた時のスウィングは、素晴らしいショットが生まれると。
そんな中、和気あいあいと終了した初めてにしては充実しすぎのリシャール・ミルのチャリティコンペでした。
リシャール・ミル 商品情報は コチラをClick!
クロノメーター時計を製作するアーティストである、フランソワ・ポール・ジュルヌ
彼の作る時計は、複雑でありかつ繊細なイメージですが 中には軽快なスポーツモデルも存在します。
かつてはレースシーンもサポートしインディ500参戦をバックアップしておりました。
その際にはアルミ合金で作られていたスポーツモデル『オクタ・スポーツ』が装いを変えて登場しました。
素材がアルミからチタンに。
カラーリングが非常に落ち着いて、より男性的なイメージになりました。
80gを切る超軽量のチタンブレスレットモデル。
ダイヤル上の表示は時刻以外に。ビッグデイト・パワーリザーブ・デイナイト表示
ユニークなレイアウトでバランスも良く、視認性がすっきりと向上しています。
オクタ・スポーツ
ケース径:42ミリ チタニウム
自動巻き パワーリザーブ120時間
¥4,141,800-(税込)
パワーリザーブは非常に長く120時間。1メートルに達する長大な主ゼンマイが
安定的な強トルクを生み出し、高い精度で時を刻みます。
従来のロングパワーリザーブ時計の多くは、比較的小さなテンプが採用されていましたが、
このモデルには直径10ミリを超えるテンプが組み込まれ、
衝撃などの外的要因を受けにくい安定性を確保しています。
ケースサイド・ブレスサイドにもラバーモールドされており衝撃緩和の一役を担っています。
FPジュルヌのスポーツタイプ。
数少ないモデルは今、カミネ旧居留地店にございます ⇒ Click!
2016年6月18日~19日に開催された、今年のルマン24。
24時間間際の残りわずか1周のところで、トヨタをおさえてポルシェが逆転優勝した、衝撃の結末は鮮烈なものでした。
その約1ケ月後、同じフランスのル・マン サルテサーキットで開催されたもうひとつの「ル・マン」
「ルマン・クラシック」
クラシックカーのレースとしては世界最高峰で、そのメインスポンサーを続けているのが、今年で8年目となる、「リシャール・ミル」
年代物の美しいクラシックカーが手入れされ、サーキットを24時間にわたり疾走し、“覇”を競うのがこのレース。
年々このレースは人気が高まり、今年もサルテサーキットには大勢の観戦者でごった返しました。
絢爛豪華なクラシックカーが疾走する模様は、エンジン音などと共に、それぞれの個性的なスタイリングの味わい深いレース光景は、とても魅力的です。
(自動車連盟のジャン トッド氏やリシャール・ミル氏)
リシャール・ミル氏は、自身もクラシックカーのコレクターでもあります。
彼自身も、度々レースに参加します。
会場内のリシャール・ミルブースには、今年のルマン限定も展示され、ゲストの注目を集めていました。
RM11-02 ル・マン・クラシック
ケース:50㎜×42.7㎜×16.15㎜ / ベゼル:ATZホワイトセラミックス
防水:50m / パワーリザーブ:約55時間
限定:世界150本 /予価:\18,200,000(税別)
そして この秋6年目となる、岡山県で開催される「Vecchio Bambino」ベッキオ バンビーノというクラシックカーラリーイベント
最近、日本でも様々なカーイベントが花盛りとなっています。
こちらをClick! ⇒⇒⇒ Vecchio Bambino
ノスタルジックなクラシックカーのフェスティバルには、全国から大勢の自動車愛好家が集います。
そのイベントに参加するカミネのお客様が写真の美しいポルシェ356にKamineのロゴを貼って頂き参加されます。
古くからの名門ポルシェのエスタブリッシュなスタイリングで味のあるクラシックなポルシェを中心に、ポルシェ好きのパラダイスと呼ばれる「FROSCH」フロッシュ。
(フロッシュチームとして、このイベントに6台が参加されます)
ポルシェ愛好家の方でご興味のある方は、こちら ⇒ FROSCH もご覧ください。
こちらはポルシェの公式アンバサダー・ショパールの発表するショパールのミッレミリア ポルシェ限定
スーパーファスト クロノ ポルシェ919エディション Ref.168535-3002
ケース径:45mm SS / 自動巻(ショパール自社ムーブメント)
COSC認定クロノメーター取得 / コラムホイール式フライバッククロノグラフ
パワーリザーブ:約60時間 / 世界限定:919本
¥1,522,800(税込)
この時計のお問合せは、カミネ トアロード店へ⇒Click!
ショパール 商品ページ⇒ Click!
芸術の秋、様々なイベントと共に2016の新作も次々とでーします。
是非 カミネ各店にもお立ち寄りください。
1968年の誕生以来、シリーズは延々と継続されています。
ゴールデン エリプスは、「黄金の楕円形」という名の由来に基づき、黄金比(1:1.618)という、人間が直観的に「美しい」と感じるバランスが、デザインの基礎になっています。
1968年の発表当時は、文字盤の放射状の光沢と有する美しいブルーの色を出すために、18金のダイヤルにコバルトを照射して作っていました。
当時は、それしかこのブルーを出す方法がなかった為です。
コバルトは放射性物質の為、当然ながら現在は使いません。
今でもこのシリーズは美しいブルーの文字盤が一番のセールスポイント。
当時の製法へのこだわりから、現在でもYGモデルの青の文字盤だけは18金が使われ、過去と違った製法で美しいブルーの発色をもつ文字盤が再現されています。
どのようにして、この綺麗なブルーの色を出しているかは企業秘密なのです。
※文字盤に18金を使っているのは、グランドコンプリケーション以上のモデルと、例外的にエリプスのYGとクロノメトロゴンドーロのみです。
これも古くから採用されているゴールデンエリプス用のバックル。
ベルトを通すと、時計と同じ輪郭のバックルがトータルなオーバルのイメージを出します。
ストラップの先端も、時計本体、バックルに合わせて丸くカッティングされています。
パテック フィリップ独特の雰囲気を持つこの時計。
タイトでスタイリッシュな装いにユニークな高級感を強く演出します。
(トアロード店2Fに入荷しています)
パテック フィリップ⇒⇒⇒http://www.kamine.co.jp/watch/patek-philippe/
カミネ110周年の記念事業のひとつとして取組む「Le Garde-Temps-Naissance d’une Montre(時を計る、時計の誕生)」 9月3日(土)の開催が迫ってまいりました。
9月3日(土)のイベントに向けて、スイスからメッセージが届きました。
当日来場するステファン・フォルセイ氏を除く、このプロジェクトにかかわるミッシェル・ブーランジェと、ロベール・グルーベル、そして フィリップ・デュフォーの3人から届いた、カミネに向けた直筆のメッセージとサイン。
そして計画がスタートした頃、起案の段階と思われる設計図のラフ画も一緒に、重みのあるフォルダー内に添付されていました。
「Le Garde-Temps-Naissance d’une Montre(時を計る、時計の誕生)」
世界中に配布されるプロジェクトの正式パンフレットには、Kamineの名前もプリントされています。
この数年来、スイスの時計産業は高度化した工作機械により製造過程が少し変化してきました。
そして古くからの手造りによる時計製造技術のノウハウが失われつつありました。
その事に対して、危惧を感じていたフィリップ・デュフォー、グルーベル・フォルセイのメンバーが、2007年に「Time Aeon」という財団を結成しました。
そして、そのプロジェクトは「ガルド・タン プロジェクト」としてスタートしたのです。
それは、最も伝統的で古典的技法による時計を11本だけ製造し、それを販売することで若手時計師の育成の資金にあてていこうというのが構想です。
そしてフィリップ・デュフォーさん達は、その時計を製作する中心人物に、パリのディドロ技術高等学校で時計製造の講師を務めるミッシェル・ブーランジェ(フランス人)に、白羽の矢を立てたのでした。
手作業による時計製造技術を持つスイスの伝統産業は、長い歴史において、文化としても素晴らしい一面を持っています。次代にそれらを継承していく事を主旨としたプロジェクトの深い意義に共感し、カミネとしてサポートする事になりました。
「ガルド・タン プロジェクト」として、世界で11本だけ製造される時計がこれ。
グルーベル・フォルセイ、フィリップ・デュフォーを中心にして時計製造のエキスパートたちが、その技術とノウハウを結集して作った、いわゆる「スクールウォッチ」ともよばれる時計。
そのうちの1本が、9月3日(土)神戸にお目見えします。
トゥールビヨン
ケース:直径45㎜、厚さ15.1㎜、K18WG
手巻き、18000振動
価格:450000CHF+消費税
11本中のNO.3が、2018年にデリバリーされます。
勿論、今ならまだオーダーする事は可能です。
この時計を手に入れることは、崇高なプロジェクトの意義を理解し、パトロンとしてスイス時計産業を支えることにもなるのです。
写真は、スイス時計製造の聖地と呼ばれる、ヴァレ・ド・ジュウ(ジュウ渓谷)
このプロジェクトの詳細は、こちらをご覧ください
Le Garde-Temps-Naissance d’une Montre
1967年に生まれたカルティエ 「クラッシュ ウォッチ」。
歴史に名を刻むその名作は、あるアクシデントによって思いがけなく生じた芸術的でユーモアあふれる時計です。
まずはそのデザインの起点となったアクシデントとは、“スウィンギング ロンドン”真っ盛りのロンドン、1967年に遡ります。
画像引用:FONDATION DE LA HAUTE HORLOGERIE (高級時計財団)
当時カルティエに ある顧客が、事故で変形したカルティエウォッチの修理を持ち込みました。
その歪んだ時計のフォルムに魅了されたカルティエロンドンの店主が、デザイン表現にその姿を取り入れることをカルティエ本社に打診しました。それがクラッシュウォッチが生まれるきっかけとなったのです。
その後、当時のカルティエの制作現場でクラッシュの制作は大変困難を極めました。
何故なら、ムーブメントとケースを同じ形にする必要があったからです。
つまり、ケースの湾曲したフォルムに合わせてムーブメント全体の輪列を組んでいく必要があったのです。
これは2015年に発表された世界限定モデル。限定数67本(完売)
クラッシュ スケルトン プラチナ950製ケース
ケース全体にダイヤモンドがパヴェ(フランス語で石畳)セッティングされた上、ムーブメントを支えるダイヤルの上の大きなローマ数字にもダイヤモンドが優美に敷きつめられています。
芸術的なダイヤモンドセッティング細工とムーブメントの開発力、カルティエのウォッチメイキングの素晴らしさを感じさせる逸品。
そのひとつがこの「クラッシュウォッチ」シリーズです。
商品についてのお問合せは、⇒⇒⇒こちらをClick! トアロード店
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