KAMINE 社長ブログ

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ジュネーブSIHH2013 出張レポート  ~PART3~

まずは、カミネ社長のリコメンド特集、ということでご覧ください。

パネライ
ラジオミール 1940 42MM

ステンレスケース(42.0mm)
手巻き
100M防水
¥693000

ラジオミールのこれまでのラグがルミノール同様の通常ラグ形状になり
時計全体のフォルムが現代風にまとまりました。
2層構造のダイヤルの上質感と共に自社キャリバー999搭載で
価格とのバランスは秀逸です。装着感抜群で思わず欲しくなります。

ウブロ
クラシック・フュージョン アエロクロノグラフ チタニウム

チタニウムケース(45.0㎜)
自動巻クロノグラフ
¥1396500

ビッグ・バンに比べるとおとなしい印象ですが、シリーズにも人気のスケルトンダイヤルが
追加され、ウブロらしい魅力的なモデルにブラッシュアップされました。
大きめの2つのインダイヤルが大人の味も醸し出すおススメモデルです。

IWC
インヂュニア オートマティック

ステンレスケース(40.0㎜)
自動巻
耐磁性(40000A/m)
¥525000

現代の耐磁時計とは思えないスリムケースに生まれ変わりました。
初期のインヂュニアを彷彿させるデザインで、高機能が日常ユースサイズに収められています。

ラルフ ローレン
RL67 サファリ クロノメーター スティール

ステンレスケース(45.0㎜)
PVDコーティング
自動巻
クロノメーター
¥285600

野生溢れるコレクションのサファリシリーズに3針モデルが登場しました。
PVDコーティングされたステンレスケースにエイジング加工されたキャンバスストラップが
世界観を演出しています。12と6のインデックスを大きくしたラルフ ローレンらしい遊び心もポイント。
クロノメーター取得ムーブメントでアンダー30万円はバリュー感絶大です。


ジュネーブSIHH2013 出張レポート  ~PART2~

趣向をこらした素晴らしい各ブランドのブース

SIHHサロン内 各ブランドのエントランスでは、
素晴らしいプロモーションが展開されます。

ここはIWCのブース。

今年のテーマは大ざっぱに言うと、
「フォーミュラワンの世界」
主役は、インヂュニアシリーズでした。

会場エントランスには、コスチュームに身を包んだスタッフに加え
実際に何台ものスポーツカーが展示され、
サーキットの雰囲気に満ちています。
写真は、メルセデスのレースカー

このたびIWCは、メルセデスのAMGペトロナスF1チームのパートナーになり、
それを記念して、インヂュニアのクロノグラフ「レーサー」というモデルも発表しました。
(後程ご紹介いたします)

受付でウェイティング中も、
F1のサーキットにいるようなバーチャル感あふれる中、ドリンクなどがサーブされます。

ここはラルフローレンの受付。

とにかく洗練されていて、気品があり、上質なムード。
アメリカンラグジュアリーと、スイス高級時計製造の見事な融合を表現したコレクション。
その時計作りは、デザイン、デティール、ムーブメントなど、トータルでそつがなく、ライフスタイルと溶け込む時計として、時計業界に新たな局面を開いていく予感がします。

今年のテーマは「サファリ」

サファリ仕様の珍しいランドローバー(実際に動くそう)をエントランス中央に置いて、サバンナの中のオアシスを表現したような高級感インテリアのセンスに魅了されます。
ラルフローレンの新作は、今年更に魅力を増しています。
今すぐ皆様にご紹介したいものばかりでした。

ロジェ・デュブイの今年のテーマ「イーグル」
その意味は、ジュネーブシールにあります。
ジュネーブ市の紋章である「鍵を持った鷲」
金色に輝くオブジェがぶら下がり、
入口前には実際にこのように立派ながお出迎え。

中世アーサー王の時代、
ロジェ・デュブイのテーマ;エクスカリバーにちなんだコスチュームのスタッフの肩にはワシが・・・

カルティエのエントランスの一部。

SIHH内で最大規模のカルティエのブースの全体像は、最も大がかりでご紹介しきれません・・・。
これは商談ルームに入る前の小さなウェイティングサロン。

~続きはPART3へ~
次からは、新作をふんだんにご紹介します。


ジュネーブSIHH2013 出張レポート  ~PART1~

2013年 ジュネーブSIHH1月21日~1月25日まで開催されました。
出発当日、勢いこんで関空に着くなり、ルフトハンザの欠航が判明。
(フランクフルトが大雪の為)
急遽、フィンランド航空に代替となり、
ジュネーブまでの乗換え地は、ここヘルシンキ空港となりました。

フィンランド航空は、ヨーロッパまで最も短い時間で到着します。
いつもより2時間早くヨーロッパ入り。
ヘルシンキ空港の滑走路から見た景色。
いかにも北欧らしく、見渡す限り白い大地が広がり、
地平線が美しいです。
気温は氷点下10℃以下だったと思います。

ジュネーブに到着した翌日の朝。
どんよりと曇り、ちらほら雪が降る中、気温はー5℃。とにかく寒く感じました。
街はうっすらと雪化粧。
そんな中、世界各国から時計商、プレス関係者が例年通りこの期間ジュネーブに集まります。

さて、いよいよSIHH会場に到着。 今年は果たしてどんな新作と出会えるのか。
今年の流行や、傾向などはどんなものなのか・・・。期待が最もふくらむ瞬間です。

会場内のエントランスは巨大なスペースで、
各国からのゲストを迎えます。
SIHHはバーゼルと違って、
時計関連の業者とプレス関係者しか基本的には入場できません。
空港と同じようなセキュリティーゲートがあり、
金属探知機などもあって、かなりガードが固くなっています。

オープンしたての会場内。
優雅で高級感のある空気感に包まれます。
広々としたワンフロアの会場に、
カルティエ、ジャガー・ルクルト、ラルフローレン、
オーデマ・ピゲ、ロジェ・デュブイ
など、
名だたるブランドがそれぞれの今年のテーマを演出したブースで
各国のディラーと商談をします。

~この続きは、明日、PART2へ~


神戸 南京町にて。


スイス出張をはさんで、2週間ぶりの休み。
疲れ果てて何をする気もなく、
南京町をブラブラさまよいました。
ストリートの中華料理店の軒先には、
テイクアウトの北京ダックとか、美味しそうなものがずらり。


ついつい並んでしまったのがここ 
豚饅頭の名店「老祥記」
並ばずに買うことはほぼ出来ないのは、何十年も前からずっと同じ。
店内でも食べれますが、店内はテーブルの上に醤油とカラシのみ。
実にシンプル。


その奥には、職人さんたちが10人くらい、
ひしめくように手作業でぶたまんを作っています。
全て手作りで、古典的な製造方法で蒸し上がったぶたまんは、
こぶりながら実に美味。


親しい東京や地方の友人たちに、時々贈ると
随分喜んでもらえる、神戸名物のひとつです。
老祥記は、南京町の真ん中あたりにお店があります。

神戸・元町 南京町では、2/10~17まで、
中国の旧正月を祝う春節祭が開催されます。


あれから18年…。 震災直後のカミネ トアロード店

阪神淡路大震災で全壊したトアロード店の2~3月頃の店内です。
カミネは、当時はここと、さんプラザ店の2店体制でしたが、
さんプラザはビルの閉鎖で秋まで立入りもできませんでした。
街は、工事関係の喧騒と充満するほこりで、寒くて水も出ない、
辛い日が続きました。
震災後もカミネはトアロードのここに存在していることを示したかったので、店はこんな状態でも開け続けました。
そんな中、お得意様が少しずつ訪ねて下さるようになり、再会を果たして双方で無事を喜びました。
夢と希望を忘れず、只々ひたすら働き、
そのうち春がやってきて、そして復興が始まっていきました。

今も当時のことを忘れないためこの店の写真を目の前に貼っています。
東日本大震災では、更に苛酷な津波も加わり、もっともっと大変な状況だと思います。
でも「いつかは」という夢を捨てず、
頑張って頂きたいと、心から願っています。

写真は、改築の為取り壊しの始まったトアロード店


2012年12月11日 夜 明治神宮外苑 聖徳記念絵画館での出来事

この日は、その荘厳なたたずまいが印象的な聖徳記念絵画館内に、
一夜限りの美術館がオープンしました。
そのタイトルは  Musée RICHARD MILLE

写真は、開場を前にテープカットする、リシャール ミル氏、
ドミニク、ゲナ氏、リシャール ミルジャパン代表取締役 川﨑氏、
アンバサダーを務めた、浅野忠信氏。

凍りつくような寒さの中、大勢のリシャールミルファン、
報道関係者を集め、ミュージアムはOPENしました。


おごそかな空気の漂う館内には、
リシャール ミルのもう入手できない歴代の限定モデル
8台のハイケースにそれぞれ1本ずつ展示され、
中央の特設ステージ上には、今回のテーマとなるRM056が、
この日のために製作された特殊照明のハイケースに展示され、
光のかたまりのように、神々しく輝きを放っていました。

リシャール ミルRM056を恐る恐る覗き込む
浅野忠信さん。

RM056の製作を考えついたのが約15年前。
それから完成に至るまでの難しい工程に加え、
紆余曲折について、報道陣に語る、リシャール ミル氏。

彼は、この日のためにギリギリになって完成したこの時計を
ハンドキャリーで日本に持ち込みました。
隣は、RM056についての感想を話す、浅野忠信さん。

リシャール ミル氏が手荷物としてRM056を運搬した特殊ケース。まるで兵器を格納するような物々しさ。
時計1個を格納、運搬するのに、最も堅牢なウォッチケース
RM056を製造する現場からは1台ごと、これに入れられ出荷されます。(シリアルNO入り)
RM056
は、硬いサファイヤクリスタルで造形されているのでかなりタフなのですが、
ちょっとしたことですぐに割れてしまいそうな、繊細なポーセリン(陶器)のアンティークドールなどを扱うように運搬されます。

RM056が特設ケースに展示される際に撮影しました。

これまでにない素材感で、透明な上、
光を反射するサファイヤクリスタルのケースとエアロスペースナノというレンズコーティングなどに用いられる、
特殊な半透明のストラップを装備しているため、上手く撮影することが極めて難しい時計です。
時計全体のイメージ(ケースとストラップ)の透明なイメージと、
内部に見える超複雑で美しいスプリットセコンド付きトゥールビヨン(ルノーエパピ製)のムーブメントが見事なオーラを放ちます。


この日の模様は、翌朝のニュース番組でも報道されました。
写真は、当日リシャール ミルについてのインタビューをうける
石田純一さん。


リシャール ミル
RM056
トゥールビヨン スプリットセコンド
コンペティション クロノグラフ
世界限定:5台 (完売)

・表面に露出している金属パーツはケーススクリューとバックルのみです。
・サファイヤクリスタルの切削と研磨に1000時間以上要します。
(研磨はダイヤモンド粉→薬剤→シリコンで行なわれます)


・重量は101.1g
・サファイヤクリスタルの塊としては異例の軽さです。
・加工に精通した職人を持ってしても、加工の歩留まりは50%
・ムーブは同機能を持ったRM008をベースに90%以上のパーツを改良しています。
・ムーブにパイプフレーム構造を多く採用し、軽量化。9.5g。
・高い透明度を得る為、サファイヤクリスタルケースを出来る限り薄く削り、その結果軽量化にもつながりました。

この日の模様は、1月24日発売 Safaiに4ページ掲載されます。
この他、多数の媒体で取り上げられ
RM056はまさに2012年発表 ドリームウォッチNO1 として伝説となっていくでしょう。


やっと20才(はたち)・・・  もう20才(はたち)。

成人式に時計を

人生の節目のひとつ、成人式

大人の仲間入りをしたご子息、娘様へ、生涯の記念として、時計を贈られる方が増えています。
カミネでは、メモリアルウォッチとして、各店にて様々な腕時計のコレクションがございます。
時計の裏に記念の日付、ネームのエングレービング(刻印)なども無料で承ります。
また、カミネ 元町店では、モンブランのウォッチ、万年筆、ボールペンなどの人気のコレクションを多彩に取り揃えた
モンブランウォッチフェアを開催中です。
・MONTBLANC WATCH FAIR
・Memorial Watch


新年のご挨拶

‎2013年1月3日、

あけましておめでとうございます。
本日からカミネは全店OPENいたしました。
今年も皆様のお役に立てますよう社員一同精一杯努めてまいります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。


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