KAMINE 社長ブログ

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2016年 1月 雪のジュネーブSIHH ~PART④~ 最終回

これはジュネーブにある有名な(?)日本庭園。

 
 
 
 
 
 
 
ジュネーブ市内近郊のショパール本社を訪問しました。
巨大なショパール本社内の中庭にある日本庭園。
ショパールのオーナー・ショイフレ一族は、大の日本贔屓です。
本社内には長年のショパールのコレクションをアーカイブと共に展示するミュージアムもあります。

 
 
 
 
 
 
 
 
30数年前、私がカミネに入社したころにみかけたモデルの数々が実に懐かしい。
 
こちらはジュネーブ市内、パテック ミュージアムにもほど近い、FP・ジュルヌの本社。 毎年 訪れます。

 
 
 
 
 
 
 
 
今年の新作はエレガンテのメンズ。

 
 
 
 
 
 
 
 
舟盛りの寿司がゲストに大人気。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはアルマジロのような奇怪な時計。
“ウルベルク”の複雑時計。

 
 
 
 
 
 
 
 
ラジオの目盛りのようですが、時間表示です。
今年からジュネーブSIHHでも、新進気鋭のウォッチマイスターの数々のブースのエリアが付加されました。
バーゼルで古くからあるアカデミーの発展したようなスタイル。
 
カミネでは、SIHHやバーゼルに出向する際、それ以外でもスイスの時計師の工房を訪問し、お客様のオーダー(ピースユニーク)や、カミネの限定品を制作するミーティングをします。
写真は、チェーンフィジーで有名なロジカルワンがジュネーブグランプリを獲得したローマン・ゴティエ氏




 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
写真の一番右の方は、ゴティエ氏のアトリエのすぐ近くに工房があるフィリップ・デュフォー氏
ゴティエさんをとても可愛がられています。
 
こちらはローラン・フェリエ氏
カミネ110thモデル製作の最終打合せ中。



 
 
 
 
 
 
 
 
ようやく最高の晴天が・・・。帰国の日の早朝。レマン湖を臨んで。


 
 
 
 
 
 
 
空気が澄みきり、心が洗われるよう・・・と思いながら、ジュネーブ空港から帰国の途へ。


 
 
 
 
 
 
 
それではまた、カミネのバーゼル情報をお楽しみになさって下さい。

2016年 1月 雪のジュネーブSIHH ~PART③~

ジュネーブ市内近郊のジャントゥにあるウォッチランドフランク・ミュラーグループの本社。


 
 
 
 
 
初めてスイスへのツアーに参加するスタッフが感動するのはここ。
美しい景観を持つ古い邸宅を改修して造成されたこの建物は、景観を守るため様々な設備が地下にも建造されています。

 
 
 
 
 
 
 
 
天気の良い日は、レマン湖を挟んでアルプス山脈 モンブランが望めます。
 
ゲートをくぐると送迎用の高級車がずらり。

 
 
 
 
 
 
参加スタッフで記念のスナップ。毎年のきまりで・・・。


 
 
 
 
 
 
 
あっと言わせるアイデアと、それを実現するフランク・ミュラのテクニック。
時計の世界をパッと明るくする新作を生み出すフランクの存在は、スイス時計産業において貴重です。
ゴルフシーンにラグジュアリーな楽しさをウォッチで表現。
フランク・ミュラーが提案するPOPな新作。
「バックスィング」

 
 
 
 
 
 
 
 
ヴァンガード バックスイング
ケース径:53.7㎜×44㎜ SS
自動巻
スコアカウンター、衝撃吸収ムーブ
価格:未定
ゴルフシューズも発見。

 
 
 
 
 
ダイナミックなヴァンガードケースの中に、美しいアールデコ模様のブリッジに輪列を組み、トゥールビヨンが浮かぶ、芸術性あふれるモデル。

 
 
 
 
 
 
 
 
ヴァンガード スケルトン トゥールビヨン
ケース径:53.7㎜×44㎜ K18PG
手巻き、パワーリザーブ60時間
価格:未定
 
最近人気のクロックにフランク・ミュラーも参戦!?

 
 
 
 
 
 
 
 
グランドマスタークロック ロングアイランド
ケース径:420㎜×250㎜×厚み112㎜
重  量:4.3kg
価  格:¥600,000 (税別)
 
 
ラグをなくし、ストラップと一体感を持つヴァンガードケースロングアイランド

 
 
 
 
 
 
弧を描くデザインは、現代のアールデコと言えます。
価格も豪華な割には、抑えられた魅力的なレディス新作シリーズ。


 
 
 
 
 
 
 
ヴァンガード ロングアイランド
ケース径:36.4㎜×23㎜
自動巻 (クオーツも有)
価格:未定
 
フランク・ミュラーでは数少ないハーフスケルトンダイヤル

 
 
 
 
 
 
 
 
サーキュラーグレイン仕上げ
コート ド ジュネーブ装飾がダイヤル面から楽しめます。
ヴァンガード  グランデイト
ケース径:53.7㎜×44㎜ カーボン
自動巻、ビッグデイト クロノグラフ
価格:未定


そして、今 業界で最も人気を博すウブロ現社長・グアダルーペ氏


 
 
 
 
 
 
 
古くからJCビバーの右腕として時計業界で活躍する人物。
 
オールサファイアガラスで完成した新作、ラ・フェラーリ。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
ウブロではオールブラックの対極になるモデル。
ムーブメントの細部まで確認できる完全シースルー。
MP-05 ラ・フェラーリ サファイア
ケース径:51.1㎜×59.7㎜ サファイア
パワーリザーブ50日
トゥールビヨン(垂直)
予価:55,700,000(税抜)
限定:20本


これは超難易度の高いパーツの製造シーンのひとコマ。外科手術のような息の止まる製作風景。

 
 
 
 
 
 
 
 
ウブロの高度な製造技術は、多数の新しいモデルをどんどん生み出していきます。
 
今年の日本限定はモノトーン
ウブロでは人気のカラーリングです。

 
 
 
 
 
 
 
 
左:ビッグバン ウニコ ブラック&ホワイト
ケース径:45㎜、ブラックセラミック
防水:10気圧
予価:¥2,160,000(税抜)
日本限定
右:スピリットオブ ビッグバン ブラック&ホワイト
ケース径:56.3㎜×47.7㎜ ブラックセラミック
防水:10気圧
予価:¥2,780,000(税抜)
日本限定
※ベルトはブラックとなります。
~次回はPART④、最終回となります。どうぞお楽しみに。~

2016年 1月 雪のジュネーブSIHH ~PART②~

SIHH会場内、朝はまだ人の気配が少ない中、期待のジャガー・ルクルトのブースへ。

 
 
 
 
 
今年はジャガー・ルクルトの名作 レベルソ・85周年の年となり、レベルソコレクションは大幅に全モデル、刷新されます。ご期待下さい。
そして、グランドレベルソ・デュオなどの現行モデルはどんどん品薄となっていますので、ご検討中の方はお急ぎ下さい。
1930年代のレベルソ コルドネを復刻

 
 
 
 
 
 
 
 
レトロ感あふれる新作。
小さいサイズでユニークなコードベルト。
レベルソ ワン コルドネ
ケース径:33.8㎜×16.3㎜ K18PG×SS
クォーツ
防水:3気圧
予価:¥845,000(税別)


これもプティレベルソと言える新しいレディスモデル
カテゴリー レベルソ ワン


 
 
 
 
 
 
 
ダイヤルとインデックスのバランスが可愛さを倍増させます。
レベルソ ワン
ケース径:32.5㎜×16.3㎜ SS
クォーツ
防水:3気圧
予価:¥550,000(税別)
 
トリプルカレンダーデュオ機能もプラス。

 
 
 
 
 
 
 
 
反転ケースの下にスライド式スイッチがデュオ機構を操作。
ケース横のプッシュボタンがなくなり、誤作動を防止するという機能改良もしっかりされています。
レベルソ トリビュート カレンダー
ケース径:49.4㎜×29.9㎜ K18PG
手巻き
トリプルカレンダー ムーンフェイズ
デュオフェイス(ナイト&ディ)
防水:3気圧
予価:¥2,875,000(税別)
 
ジャガー ルクルトで数少ないセラミック素材

 
 
 
 
 
 
 
 
大振りなクロノグラフだが、軽量な上、デザインは飽きのこないシンプルクロノ。
マスターコンプレッサー クロノグラフ セラミック
ケース径:46㎜ セラミック
自動巻
防水:10気圧
予価:¥1,550,000(税別)


第2次大戦の名戦闘機。スピットファイヤーがうなりと上げて飛来。


 
 
 
 
・・・そんなイメージのアグレッシブな元気のあるIWCのブースです。


アクアタイマーでおなじみの回転ベゼルをアレンジしたシティリングを回転させることで、新しいタイムゾーンの時刻を表示します。

 
 
 
 
 
 
 
 
世界の主要都市が書かれたシティリングは誤設定を防止するシステムを備え、回転操作を時計内部に伝えます。
パイロットウォッチ タイムゾーナー クロノグラフ IW395001
ケース径:45㎜ SS
自動巻
防水:6気圧
価格;¥1,636,200(税込)


36㎜という最適な大きさですが、作りは従来通り堅牢な作りで、軟鉄製インナーによる耐磁性も備えます。

 
 
 
 
 
 
 
 
今年も人気のIWCから目が離せません。
パイロットウォッチ オートマティック36 IW324001
ケース径:36㎜、SS
自動巻
価格:556,200(税込)
 
こちらは技術色を前面に出した、マニファクチュラー オーデマ・ピゲ社のブースエントランス。


 
 
 
 
 
本社 工場のある聖地“ルブラッシュ”の清々しい空気感がどことなく伝わってきます。


今年のロイヤルオークはイエローゴールドが復活。

 
 
 
 
 
 
 
 
YGのオールディーズな雰囲気が逆に新鮮。
ロイヤルオーク クロノグラフ
26320BA.OO.1220BA.02
ケース径:41㎜、K18YG
防水:50㎜
予価:¥6,102,000


魅惑的なシースルーのロイヤルオークは、2つのテンプとヒゲゼンマイを同軸上にセットしたデュアルバランスにより、精度と安定性が大きく向上します。

 
 
 
 
 
 
 
 
ハイテクノロジーを駆使したスポーツモデル。
ロイヤルオーク ダブルバランスホイール オープンワーク
15407ST.OO.1220ST.01
ケース径:41㎜ SS
防水:50m
予価:¥4,752,000


イタリアの洗練されたセンスが光る、パネライのブース。


 
 
 
 
 
益々 高度化していくパネライの時計造りは、毎年しっかりとクオリティの向上をプレゼンするのと共に、歴史的なパネライの系譜など、魅力的な展示がエントランスから広がっていきます。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
新しく出たエントリーモデル。
求め易い価格ながら、高いクオリティでよく工夫された設計になっています。


 
 
 
 
 
 
 
PAM00630  ルミノールベース ロゴ アッチャイオ44㎜
防水:100M
予価:¥594,000
 
これは2ピース構造になったエントリーのルミノール

 
 
 
 
 
 
 
 
PAM00632  ルミノールマリーナ ロゴ アッチャイオ44㎜
防水:100M
予価:¥637,200
 
場外では数々のブランドがSIHHのタイミングに合わせて新作発表をし、我々の活動半径を広げてくれます・・・。

 
 
 
 
 
写真は、人気上昇中のクストスの発表会。ジュネーブ市内のクストスブティックが会場。
オートバイクのチャンピオン、ペドロサも来場。

 
 
 
 
 
 
2月に発表された赤カーボンを使ったチャレンジクロノⅡに続く、ブルーカーボンモデル

 
 
 
 
 
 
 
 
炭素繊維を特殊加工したカーボンケースは、他に無いデザインを造り上げています。
チャレンジ ジェットライナー カーボン
ケース径:53.7㎜×41㎜ カーボン
防水:100m
~この続きはまた後日、アップいたします。
フランク・ミュラーやウブロをご紹介の予定です~

2016年 1月 雪のジュネーブSIHH ~PART①~

まもなく始まる2016年バーゼルワールド

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
その前に1月のジュネーブSIHHについて、おさらいをしてお伝えします。
本日はその“PART①” をお届けします。
毎年開催されるジュネーブSIHHは、まもなく始まる3月のバーゼルフェアと並んで、世界最大の時計新作発表イベントです。
今年は厳寒、氷点下、積雪の中、いつものジュネーブ空港近くのPalexpo(パレクスポ)でスタートしました。


 
 
 
 
 
 
 
出張中はとにかく寒く、暗くどんよりした日が続きました。


 
 
 
 
ここ数年来より中国人が減ったせいか、全体的に静かな印象・・・。というか普通に戻ったという感じでしょうか。


 
 
 
 
 
 
 
最近の世相を反映してか、いつもより警備が厳重!?
ジュネーブSIHHは、事前登録など、バーゼルと比べると入場制限は格段に厳格です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなムードを一気に和らげる会場の華やかな空気感。
各メジャーブランドの各展示ブースのインテリア、ディスプレイは、競い合ってその世界観をアピールします。

 
 
 
 
 
会場に入ってすぐのところにあるこのエントランスは、今、世界的に話題をさらうリシャール・ミル
キャビンアテンダントのコスチューム
その訳は・・・。
今年の目玉モデル「エアバス」のプライベートジェットの機内とメカニズムをガラスにエッチングしたデザインが特殊な空間となったメインステージとなり、受付からその演出をしているためなのです。

 
 
 
 
 
 
リシャールの今年の目玉商品。
世界最大級の航空機メーカーのひとつ”Airbus社”とのコラボモデル。


 
 
 
 
 
 
 
ジェット機のエンジンタービンに使用されるチタンアルミ合金を採用し、機体の窓をイメージしたベゼルや、航空宇宙産業で使用されるトルクセットスクリューをケースネジに採用するなど、エアバス社が手掛けたデザインを随所に見ることができます。
RM50-02 FRONT RGB
ケース径:50.10×42.70×16.50㎜
チタン アルミニウムケース
手巻き、ATZホワイトセラミックベゼル
予価:131,200,000(税別)
限定:30本


数多くのリクエストに応えた日常使用しやすい薄型フラットモデルが発表されました。
薄型に設計された自社ムーブメントは高い性能を誇ります。RM005より薄くスマートに。

 
 
 
 
 
 
 
 
下)RM67-01 オートマティック エクストラフラット
ケース径:47.52㎜×38.70㎜×7.75㎜
チタンケース
自動巻
予価:¥10,476,000(税抜)
例年 出会った早々からリシャール・ミル氏は最新作をまずは私に見せて、「TORU!どーだい!?」と。


 
 
 
 
 
 
 
限定50本で出た、話題のRM011のレッドモデル既に完売とか・・・。

 
 
 
 
 
 
会場内を歩くと、ひときわ目立つA.ランゲ&ゾーネ社のエントランス。

 
 
 
 
 
毎年の新作目玉商品が巨大なオブジェとしてゲストを迎えます。
毎年テーマとして入れ替わるこの巨大な時計は、時分が実作動するのもランゲらしいところ。

 
 
 
 
 
 
 
 
カレンダーなども毎日 正確に変化します。
A.ランゲ&ゾーネの日本の責任者、エドモン社長によるプレゼンが始まっていきます。

 
 
 
 
 
 
 
 
ランゲの解説にはメカニズムに対して特に深い知識とわかりやすい解説が必要です。
ランゲ社の昨年秋のグラスヒュッテの新工場が落成の日には、ドイツのメルケル首相も訪問されました。
 
その今年の目玉商品がこれ。

 
 
 
 
 
 
 
 
フライバッククロノグラフと瞬転式パーペチュアルカレンダー。
そして特許技術のストップセコンド機能付トゥールビヨンという3つの超複雑機構を融合させた究極のモデル。
ランゲ社技術の結晶とも言えるグランドコンプリケーションです。
ダトグラフ・パーペチュアル トゥールビヨン
ケース径:41.5㎜ 厚み14.6㎜、プラチナ
手巻き
予価:295,000ユーロ(ドイツのVAT 19%税込)
限定:100本
 
そして、今年のSIHHの新作群の中でも特に注目を集めたのがこの新作。

 
 
 
 
 
 
 
 
左下に時、右下に分、中央に秒が独立して表示されるレギュレーター
中央のセコンド針はステップセコンドとして、長い秒針は1秒1秒歯切れ良く運針します
リヒャルト ランゲ ジャンピングセコンド
ケース径:39.9㎜ 厚さ10.6㎜、プラチナ
予価:78,000ユーロ(ドイツのVAT 19%税込)
限定:100本
ル・モントワール機構内蔵。


SIHH会場の一番の華、“カルティエ”の壮大なエリアで展開します。

 
 
 
 
 
会場全体の中でもひときわ大きな面積を占有するのがカルティエ
ラグジュアリーなジュエリーウォッチに加え、この数年来 力を入れているメンズラインが年々充実。
ブースまわりを飾る外側ショーウインドウのディスプレイはメルヘンの世界を具現化したような美しい空間の中に、カルティエの名作の数々が飾られます。まさにプロの仕事。


 
 
 
 
 
新作のひとつはメンズライン

 
 
 
 
 
コンセプト“ドライブマン”は本能に忠実で、活動的、それでいてエレガントなスタイルを持つ男性をイメージして開発されました。
珍しいクッションスタイルのケースに、カルティエらしいムードが宿ります。
ドライブ ドゥ カルティエ
ケース径:40㎜ K18PG
自動巻
予価:¥2,200,000(税別)
 
2014年にワンショットモデルとして発表され、人気を集める中、入手困難だったバロンブランが再びリリースされました。

 
 
 
 
手に入れられなかった方にはオススメです。
バロンブラン ドゥ カルティエ
ケース径:24㎜、K18PG
クオーツ
価格:¥4,730,400(税込)
 
朝早くからのハードな商談スケジュールを終えたら各ブランド主催の会食ディナーに向かいます。
世界中から集まったゲストは様々な工夫をこらしたディナー会場へ。大渋滞のジュネーブ市内をバスで移動中!


 
 
 
 
 
 
 
会食を終え、ホテルに帰るのは12時近くになる事も。
ディナー会場のひとコマ。


 
 
 
 
こういう場では、本社の技術者の方々との貴重な意見交換の場ともなります。
日本の時計愛好家の方々に喜ばれる時計製造へのヒントや改善などをどしどし意見を出します。
次の日の早朝。


 
 
 
 
 
 
 
冬のジュネーブの夜明けは遅く、7時過ぎからようやく明るくなりますが、大半の会社はすでに灯りがともり、道路は車も多く、仕事が始まっている様子です。
冷たく張りつめた空気は、ジュネーブ市内の美しい景観を生みます。
 
2日目。朝から各ブランドの商談がスタート。


 
 
 
 
 
 
 
 
ひとつひとつの商品情報をしっかりとデータ化して皆様にいち早くお伝えする仕事
それと、年間のオーダーをする仕事それらが主な業務。
私はずっとこれらを昔は一人でやっていました。
今はもう到底ムリな情報量です。
スタッフが大半の仕事をこなしてくれます。
 
この続きは後日、PARTⅡとしてアップいたしますので、どうぞお楽しみに。。。
 

リシャール・ミル氏が神戸にやってきました

新神戸駅に到着した、Mr.リシャール・ミル

 
 
 
 
 
 
 


陽気でダンディ。いつものポーズ。
忙しい来日スケジュールの中、いつも神戸までやって来てくれます。
 
早速、新しく開設したカミネ・元町店2Fのプライベートサロン内にある、リシャール・ミルサロンへ。

 
 
 
 
 
 
 
 
リシャール・ミルブランド イコール Mr.リシャール・ミル。
ブランドは人が創造し、その背景にその“顔”が見えることはそのブランドをより魅力的にします。
 
Mr.リシャールのとなりは彼のパートナーのドミニク氏。
そして、全世界のリシャール・ミルブティックのヴィジヴィリティを担当する、メラニー女史。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
皆であれこれと意見交換。
 
元町店2Fのフロアの中にあるブランドは、リシャール・ミルだけ。
リシャール・ミルにとって、エクスクルーシブ感は最も大切な要素。
Mr.ミルはその環境にひとまずはご満悦。

 
 
 
 
 
 
 
 
リシャールの時計は、リシャール・ミル自身の個性、際立った感性で生まれ、独特の世界観を持ちます。
それぞれの時計は、殆どが一定の立体的フォルムで形成され、目立たないようで5m離れたところからでも“リシャール・ミル”と識別できるアイコン性を持ちます。

 
 
 
 
 
 
 
 
リシャールはどのモデルもあまり 「此れ見よがし」 ではないのですが、それが逆に「此れ見よがし」 的に人々の目に留まります。

 
 
 
 
 
 
 
 
そして、少量生産で高価である上に、なかなか手に入れにくいところも、商品価値を高めます。
今や、2次市場(中古市場)でも驚く程の値をつけることもしばしば。
それともうひとつのリシャール・ミルの魅力は、極めて快適な装着性

 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
ケース形状とラバーストラップなどのジョイント部のテーパーワークは、時計そのものの軽さと全体の重量バランスで、完全に人間工学に根差したものと言えます。
 
写真は、先日開催された東京でのリシャール・ミルのチャリティイベント

 
 
 
 
 
 
 
 
リシャールのチャリティモデルはやはり定価以上の値で落札。

 
 
 
 
 
 
 
 
そして、全てがバッバ・ワトソン基金として寄付されました。
そのうちのひとつ。RM011

 
 
 
 
 
 
 
 
ケースはRMの高度なケース構造のテクノロジーを象徴したNPTPカーボン。
軽く、強靭な上、ひとつひとつ柄が変わります。
 
RM69 トゥールビヨン エロティック


 
 
 
 
 
 
 
3枚のパネルが左のボタン操作でパタパタと周り、「愛のワード」を表現します。
2016年 入荷予定
 
話題の超絶モデル。モノコック構造の超耐震トゥール・ビヨン
RM27-02 ナダルⅢ




 
 
 
 
 
 
リシャールの時計は、殆どメカニズムをシースルーで楽しめます。
それはスーパーラグジュアリーカーのボンネットを開け、エンジンルームを延々と覗き込むわくわく感に似たものがあります。
リシャール・ミルはカミネ・元町店にて数々のモデルをご覧になれます。


 
 
 
 
 
日本上陸以来の取扱いキャリアで、リシャール・ミルの世界をたっぷりとご説明させて頂きます。
リシャール・ミル フェア in カミネ元町店
11月30日まで開催。 コチラをクリック!
カミネ・元町店は、JR元町駅から大丸・神戸店方向へ歩いて5分です。


 
 
 
 
 
 
 
カミネ・元町店
 
 
 
 
 

スイス・ジュネーブ 「雪のウォッチランド」

スイス ジュネーブ近郊 ジャントゥにある、フランク・ミュラーの本拠、ウォッチランド

長年通っていますが、雪化粧は初めてのことでした。


ウォッチランドで開催されるWPHH
2013年新作発表の会場入口
フランク・ミュラーを中心に、
バックス&ストラウスや、クストスなどが出品されております。
外は氷点下ながら、建物内は暖かく、新作発表の
会場は例年以上の賑わいで、
今年もフランク・ミュラーは元気一杯でした。

~2013NEW~

婦人用ロングアイランドは、
インデックスにカラーストーンを入れた、
数々のバリエーションを発表。
カラフルで、とてもチャーミングなイメージです。

ロングアイランド マジックカラー
ケース;SS
クォーツ
価格;¥1155000(税込)
2013年2月7日 発売


~2013NEW~

スコアボードではありません。
新しく発売されたタリスマンペンダント
K18のWGとPGの上にホワイトエナメルで。

タリスマン ナンバーペンダント”エマイユ”
PG×ホワイトエナメル
WG×ホワイトエナメル
サイズ;20㎜~12㎜前後
価格;各¥375000(税込)
チェーンは別売;¥120000(税込)


~2013NEW~

コンキスタドール・コルテス グランプリ  
エルガケース(39.6×39.6㎜)
自動巻、日常生活防水
発売時期、価格;未定


~2013NEW~

アイアン・クロコ
ケース;SS(55.5×39.5㎜)
自動巻、日常生活防水
価格;¥1260000(税込) 2013年5月頃発売予定

   ここはシャトウを改造した、本社内の一室。

フランク・ミュラーロゴの切り抜きから見える、部屋の中。フランクの執務室かどうかはわかりませんが…


芸術を宿したコンプリケーション パテック フィリップ5160G

素晴らしい時計が入荷しました。
(お客様の注文品ですが・・・)


パテックの時計はオーダーしてから
数ヶ月から数年お待ち頂くアイテムがかなりありますが、
これもその中のひとつ、
5160G 自動巻き 永久カレンダー
レトログラード日付表示付です


基本的には、となりの5159Rと同じなのですが、
5160の魅力はまさに芸術と言える見事な彫金です。

   

時計を装飾する歴史は古くから様々なものがありました。
エナメル細工(クロワゾネ、シャンルベなど)や
ダイヤモンドセッティングなどですが、その中でも最も古典的なものが懐中時計などにみられる彫金技術を駆使した装飾でした。

彫金は「たがね」を使って彫っていきますが、完成した高品質な時計のケースに彫金していくのは、決してミスが許されず、高い技術と芸術的素養が必要とされます。
そして完全手作業のため、ひとつひとつが微妙に違います。
これ迄写真でしか見る事のなかったこの時計の実物は彫金による壮麗さを持ち、単に時計とひと事で言えません。
「芸術的な時計」と表現するのがふさわしい逸品です。


オフィサーケースと呼ばれるこの時計の様式 デザインは、第一次世界大戦の頃に誕生したもので、
その名の通り「将校モデル」とも呼ばれます。
開閉式のヒンジ付カバーの製造は極めて高度な技術を必要とし、完全な手作業で行なわれます。
この「パチッ」と閉まる音感に対して、検品時にフィリップ スターンは絶対に妥協を許さないという話しを本社で聞きました。

   

Ref.5159~5160は自動巻 324SQRを搭載。
永久カレンダーとしては数少ないセンターセコンドを配したモデルです。

  

DBバックルにも美しい彫金が施され、隙がありません。
このバックルは完全にこの時計のためだけのものです。
実際に現品をご覧にはなれませんが
この時計と出会った感動を、オーナーとなられるお客様のお許しを得て、皆様に写真と解説でご覧に入れました。
また、お時間がありましたら是非、
トアロード店2F パテック フィリップフロア
へお越し下さい。


バッバ・ワトソン、マスターズ トーナメント感動の初制覇!

リシャール・ミルを着けて活躍する世界のアスリートは
テニス界のラファエル・ナダル選手や
F1のフェリペ・マッサ選手などが有名ですが、
このバッバ・ワトソン選手も昨年発表された
リシャール・ミル“RM038”を着用しながら、
マスターズ トーナメントに見事優勝!

【勝利の女神が宿る時計、リシャール・ミル】

ウィニングパットを決める直前のバッバ・ワトソン。
レフティーの彼はピンク色のドライバーを振り回し
平均飛距離はツアープロ中、トップレベルで300ヤードを軽く超えます。
「僕はたとえ優勝を逃しても絶対に刻むことをしない」という彼のセリフは有名で
どんなに緊迫したシーンでも、全てフルショットでチャレンジ。
そんなアメリカ人らしい思い切ったゴルフが持ち味です。
そんな彼に2年前 目をつけたのがリシャール・ミル氏。
リシャール・ミルがスポンサードすると、優勝を果たすという
神話になりそうなバッバ・ワトソンの今回の優勝。
思えば全く無名のフェリペ・マッサ選手やナダル選手も同様、
リシャール・ミルを着用し優勝まで登りつめています。

【プロゴルファーの全ての人々の憧れ
 マスターズ トーナメント優勝者に贈られるグリーンジャケットを着るバッバ・ワトソン】

特殊素材で製作された時計は僅か60gの超軽量。
ムーブメントは耐衝撃性をクリアした最高品質トゥールビヨン(ルノーエパピ)を搭載。
バッバ・ワトソンのゴルフのインパクトは想像を超えるパワーですが
トーナメント中、難なく時計としての機能を果たしました。
これはテニスのナダル選手やF1のフェリペ・マッサ選手でも実証済です。
常識的にはトゥールビヨンは超精密機構ですから、衝撃にはデリケートですが
日常、タフに使用できるのがリシャール・ミルの超越的な魅力となっています。

“優勝”のシーンで、バッバ・ワトソン選手のすぐ傍で抱き合うクル―。
彼の腕にも“リシャール・ミル”が!

RM038
素材/マグネシウムWE54(ミアロックス仕上げ)
ケースサイズ/48.00×39.70×12.8㎜、
防水/50m防水
ムーブメント/手巻き
パワーリザーブ/約48時間
価格¥47355000
完売

※リシャール・ミルはカミネ 元町店にて取扱いしております。
 

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