1回目のブログは、リシャール・ミル RM069 “EROTIC”
愛のメッセージを持つ時計です。
紐解くほどに驚くほど手の込んだSpecial Pieceです。
Click➠➠➠まずはこちらの動画をご覧ください。
この時計制作のテーマは、「熱愛の表現」とも言えるメッセージのランダムな表示です。
文字盤側からは平面の板が3列に並んでいるように見えますが、その面はローラー6面で構成され、違う言葉が書かれており、その回転によりランダムに組み合わされる文章が216通りになります。
しかも時分針がメッセージを読み取りやすいように8時位置のプッシュボタンを押すと針が一時的に
9時15分に移動し、また元の時間に戻るというシステムまで備えています。
このムーブメントの上半分を占めるコンプリケーション部分をリシャール・ミルは「オラクル」と名付けています。
「神のお告げ。神託。託宣」といった意味のオラクルという言葉を使い、内容は官能的な愛の表現をしているのです。
かなり際どい濃厚なワードもあったりするのが商品名の由来です。
このローラーのインスピレーションは、チベットのマニ車から来ています。
マニ車とは、チベット仏教徒の必需品で、写真のような大きなものから手に持てるサイズのものまで様々あり、その中にお経が入っていて、くるくる回すと、回した回数分そのお経を読んだのと同じ徳を深める事ができるという有難いものです。
「官能的な愛のメッセージ」を回せば回すほど、愛が深まるというなぞらえ方。
遊び心に溢れながら、表現するのは「官能愛」
その3本のローラーは哲学的ですらあるワードの組み合わせを216通りも表現するのです。
時計の内部の全体構造の約半分は、時間を駆動させるのに全く関わりない「オラクル」が締め、残りの下半分のスペースに駆動部分を納める(しかもトゥールビヨン)という かなり難解な構造を実現しています。
裏面の写真を見るとコンパクトにまとめるため、
トゥールビヨン キャリッジの真裏に香箱が同軸上に配置される「デュオプラン構造」になっています。
トゥールビヨンのテンワの直径は10㎜もあるダイナミックなもので、全体の設計、製造はAP ルノー・エ・パピ社とリシャール・ミルとの共同開発で完成しました。
リューズはローラーの六面体をイメージさせる六角形で、リシャール・ミルらしい随所に細かい設計がなされています。
リシャール・ミル
「RM69 トゥールビヨン エロティック」
チタン製(グレード5)、手巻き パワーリザーブ約69時間
防水:50m、世界限定:30本
価格:8180万+TAX
リシャール・ミルが作る、新しいアプローチのエロティック・オートマタ付トゥールビヨンです。
10時位置のプッシュボタンを押すと、3つのグレード5チタン製のローラーが回転し、ランダムに「愛のメッセージ」を紡ぎだします。
表現されるのは官能をテーマとする「妖艶な」言葉ばかり。
言葉は想像力を働かせる分、時に視覚よりも官能的なのです。
➠➠➠リシャール・ミルサロン 神戸・カミネ元町 へ是非、お立ち寄りください。
年内の営業も本日迄となり、今年も残すところあと一日となりました
本年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。
日頃のご愛顧に心より感謝申し上げます。
カミネがあらたに迎える112年目も、
誠心誠意 お客様と向き合えるよう社員一同 努めて参りますので、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
株式会社 カミネ
代表取締役社長 上根 亨
【年末年始の営業について】
2017年12月30日(土) 全店 通常営業
2017年12月31日(日)~2018年 1月2日(火) 全店休業
2018年 1月3日(水) 全店 通常営業
(NEW YEAR FESTIVAL 2018開催!)
どうぞ佳いお年をお迎えくださいませ。
2012年にオープン以来、カミネの中でも特にだんだんと若いお客様の増えているお店です。
この神戸・大丸前、元町、トアロード周辺にそれぞれが色分けされて展開するカミネ5店舗の中で、少し若いお客様層に親しんで頂けるコンセプトで毎日営業しています。
カミネ クロノメトリー店は、関西に4軒しかないブライトリングの専門性をより高めたスプリット オブ ブライトリングとして、スイス本社の研修を修了したライセンスを持つ、セールスマスターが数名常駐し、160本以上のブライトリングのトータルな世界観をご覧頂ける商品が揃っています。
時計計測を意味するクロノメトリー カウンターのバックボードには、正確な世界各地の時間を示すワールドタイムが設置されています。
因みに、ヨーロッパの時間はブライトリング本社のある「グレンヘン」
今、テレビCMも放映中のブライトリングフェア開催中で、いつもより沢山のブライトリングが店内にびっしり揃っています。
テレビCMはコチラをClick!! ↓↓↓
カミネ・ブライトリングフェア開催中
この期間中の数々の特典もご用意しています!(長期無金利ローン、BRオリジナルノベルティプレゼントなど)
詳しくはコチラをご覧ください↓↓↓
ブライトリング フェア
これは、ブライトリング本社からのオリジナルショコラ。
とっても美味です。
そして、クロノメトリー店はブライトリング以外の多数の今 人気のブランドのコーナーがあります。
その中でも人気のタグ・ホイヤーのコーナー。
話題のコネクテッドウォッチから人気のカレラ、モナコシリーズなど、多彩な商品構成を取り揃えております。
今、人気急上昇中のゼニスコーナーも、オープン以来 店頭に。
ジャン・クロード・ビバー社長による新たなデファイなど、新しい世界観の広がるゼニスコーナーです。
こちらはベル&ロス。
店内の一番奥にあるコーナー。
ベル&ロスはとても個性があって、品質も素晴らしいブランドです。
是非 一度、ご試着下さい。
そして、こちらが、日本が世界に誇る、セイコーの最高級ブランド、グランド・セイコーのコーナー。
マスターショップとしての豊富な品揃えです。
カシオ Gショックもありますよ。
そして他にも、とにかく沢山の時計を色々見て、試着して頂いて、専門性のあるスタッフとのお話しを楽しんで頂きたいのです。
「腕時計って、こういうものなんだ」と 先ずは知って頂きたい。
そんな意味から、エントランス という言葉をSHOPコンセプトにもしているのです。
ルミナリエも終わり、落ち着いた中で華やかな X’mas の時期を迎えた神戸・元町、トアロード、旧居留地。
是非、カミネ クロノメトリー店に お気軽にお立ち寄りください。
公式サイトはコチラをClick!! ↓↓↓
カミネ クロノメトリー店 公式サイト
西の数軒先には、カミネ 元町店 もあります。
AP やパネライ、IWCも多数揃っています。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
今季 最終戦 日本シリーズ今季賞金ランク2位から逆転でJTカップで優勝。
宮里選手が見事、初の賞金王に輝きました。
選手会長としての賞金王は史上初の快挙とか。
宮里優作選手が腕に装着して優勝した、リシャール・ミル RM038-01。
重力(G)を表示するインジケーター付 トゥールビヨン。
軽量で衝撃にも極めてタフ。
その上 美しいムーブメントが内蔵されています。
今年の4月
宮崎・フェニックスでご一緒させて頂いた時のスナップ。
隣は元F1レーサーの中野信治さん。
一方 賞金ランク1位の小平 智選手(ゼニスアンバサダー)は、世界ランキングが53位から49位まで上昇する見通しとなり、目標の50位以内に与えられるマスターズ出場権を獲得する模様。
これもGood News!
リシャール・ミルのアンバサダーの宮里選手、おめでとうございます。
今年も丸一年、1月のスタートから12月まで、とにかくリシャール・ミルの話題にこと欠かない一年でしたが、ラストでまたウィナーウォッチのリシャール ミルがNewsを提供してくれました。
今年のRMフォトストレージをご覧ください。
RM027-03 ナダル
RM056 フェリッペマッサ サファイヤクリスタル
RM050-03 トゥールビヨンスプリットセコンド
クロノグラフウルトラライト マクラーレンF1
ある日のスナップ。皆さんのリシャール・ミルが集合
幻のRM012トラストゥールビヨン(通称 パイプトゥールビヨン)
RM019-02トゥールビヨン フルール(マグノリア)
カミネ・元町店2Fにオープンしたリシャール・ミルサロン と1Fリシャール・ミルコーナー
是非、お立ち寄りください。
時計作りの聖地、スイス・ヴァレ ド ジュウから
ローマンゴティエさんが凄い時計をひっさげ、来店されました。
日頃 彼はトレーニング好きなジムマニアですが、
前日夜の来日以来のハードワークに、少しお疲れ気味。
しかし、どんなに疲れていても、そんな表情はみじんも見せずに丁寧に、丁寧に、一人一人のお客様に、自身のこれまでの仕事の紹介をしていきます。
そして、お客様のお帰りには、ゴティエさん自身のパンフレットにメッセージとサインをしたためます。
その温かい人柄のせいで、時計の聖地・スイス ジュウ渓谷でも、師であるフィリップ デュフォー始め、大勢の仲間から慕われる存在になっています。
これが新作、インサイトマイクロローター。素晴らしい仕上りです。
直径39.45㎜のやや小ぶりなフォルムは
厚みとのバランス感の整ったダイヤルレイアウト。
多くの自動巻マイクロローターは裏のシースルーから見えますが、この新作は表からもその動きをテンプと共に見ることができます。
このマイクロローターの特徴は、究極の巻上げ効率と静音です。
22kゴールド製の両方向回転式マイクロローターは、摩擦を最小限に抑えるルビーペアリングを採用することで、滑らかに“音を立てずに回転します”。
左右どちらの僅かな動きにも反応するローターによって、常に巻き上げられるツインバレル(香箱)は、直列に配置することで巻上げ状態によるトルクの強弱を最小限に抑えます。
また 性能だけではなく、息を呑む程に美しい切削技術とポリッシング。
完璧な面取りは、ジャンシャンという木で磨き上げられます。
(フィリップ デュフォーのシンプリシティと同様)
11/27には東京・シャングリラホテルでも、
人気の時計愛好家のポータルサイト ウォッチメディアオンライン(watch-media-online)
https://watch-media-online.com/
が主催して開催されました。
その時のひとコマです。
スイス時計業界には独立時計師は沢山存在しますが、永久カレンダーやトゥールビヨンという様々な従来からの機構を その時計師なりの設計制作で毎年僅かに製造されますが、比較的若いローマン・ゴティエさんは、古典的な機構、モジュールをクリエイトしながら、より高性能で芸術的に仕上げていく能力のある、数少ない人だと言えます。
将来の活躍が益々楽しみです。
マイクロローターと並ぶカミネ限定(ワンオフ)のチェーンフィジーの「ロジカルワン」
GPHGジュネーブグランプリ取得モデルです。
この素晴らしい逸品、ローマン・ゴティエは、
カミネ 旧居留地店に展示されています。
一度、是非ご覧ください。
この時計、パルミジャーニの「トリック」エミスフェール レトログラードという時計です。
エミスフェールとは、フランス語で「半球」の意。
この時計は、1つの時計で2地域(2か国)の時間を表示するデュアルタイム機構を持っています。
しかし、こちら「トリック」のデュアルタイムは少し違う使い道があるのです。
普通デュアルタイム(GMT)は、分は世界共通の為、短針(時間針)しか動かないものです。
ところが。
こちらは、シンクロして作動する文字盤上の小さな時計を、時計本体の上側のリューズで「分」まで自由に合わせられます。
つまり分単位で異なる2つの時間帯の表示機能をもっているということ。
具体的にこの時計がデュアルタイム以外にどういう使い方ができるのかというと、その小時計で12時間、厳密に言えば24時間の経過時間の計測、つまりクロノグラフのような使い方ができるのです。
例えば、長時間のフライトなどの移動時間や、大切な人や記念日を待つ時間。
日々、デスクワークをする中でも「はたして何時間たったのか?」と頭をよぎることもありますね。
クラシカルな美観のこのパルミジャーニの時計は、そんな時間を正確に刻み、 時に エレガントな風貌どおり、 贅沢に「時の経過」を教えてくれる時計なのです。
この商品、カミネ元町店 パルミジャーニ・フルリエコーナーに入荷しています。
「トリック」 エミスフェール レトログラード
Ref: pfc493-1002400-ha1442
価格:¥2,970,000(税込)、ケースサイズ: 42.8 mm
18K rose gold
防水: 30 m 、サイファイアクリスタルバック
無反射コーティングサイファイアクリスタル
cal.PF317(自動巻き) 振動数 28’800 A/h
パワーリザーブ 50時間
パーツ数 316 石数 28
時分秒にレトログラード表示の日付、単独で時分を操作できる第2時間帯表示
デイ&ナイト表示
エルメス製アリゲーターストラップ
18K rose gold製フォールディングバックル
是非、カミネ元町店へお越しください。
PARMIGIANI FLEURIER
羽田発 AF279便 パリ・シャルルドゴール行き
満席。
ヨーロッパ行きの機内は貴重な一人の時間が過ごせます。
大半は、Hi-Resウォークマンを聴きっ放しで読書。
殆ど映画は見ません。Wifiも絶対つなぎません!(笑)
シャルルドゴール空港でローマ行きに乗換え、到着は深夜。
夜になっても どこのゲートも搭乗待ちで超満員。
ローマの朝、ホテルの近くを散歩。
名所、スペイン階段は朝から大勢の人。
観光の馬車もスタンバイ。
宿泊したローマのホテルの近くの路地。
名画・ローマの休日でオードリーの歩くワンシーンに使われた場所とか・・・。
そして、今年もやって来たブルガリ本店。
1Fのメインフロア。
四方に部屋がゆったり広がり、ジュエリーをメインに時計のコレクションが各部屋に実に洗練されたディスプイで展示されています。
中国のお客様が多いのは、ここもNYもパリも同じ。
ローマ帝国のアンティークコインを彷彿とさせるブルガリ・ブルガリ。
ブルガリ ウォッチの中でも長く固持されているコレクション。
1F奥にある小さなサロン。
本店内で私の一番好きなスペースです。
そして2FのゆったりしたVIPサロン。
ここはブルガリのアーカイブとも言える往年の素晴らしいコレクションが展示されています。
今年もお出迎え下さったのが、元 本店店長で現在はこのサロンの責任者、Caterina女史。
ブルガリ宝飾品の現代史をあらゆるエピソードなど実体験を交えてお話しになります。
その博学な知識と説得性には、大変な敬意を感じます。
Caterinaさんのトートバッグ。
ブルガリの往年のジュエリーの数々を渋めに描き込んだとても魅力的なデザイン。古いものらしく、入手は不可。
ブルガリの宝飾品については、昨年(FBでもご紹介)ファクトリーを訪ねて、その伝統的で優れた制作技術と工程を十分見てきただけに、ひとつひとつの宝飾品の凄さにいちいち納得。
1940年~ 当時は、宝飾品が制作される都度、この様なデザイン台帳に材料ひとつひとつの仕入先、原価などが事細かに記録されていたのです。
今も大切に保管されていて、オークションで買い戻す時の参考資料にもなるのです。
1970年代の珍しいウッドベゼルのブルガリウォッチも一緒に展示されていました。
そしてこの女性が首にぶら下げている大きな勲章のようなペンダント。
最上級のカシミール産と思われる巨大なカボッション サファイヤがセンターに鎮座。
リチャード・バートンがエリザベス・テイラーの40才のバースデープレゼントに選んだものです。
これだけの宝飾品に全く負けないオーラを放つエリザベス・テイラー。
ジュエリーの輝きに満ち溢れる生涯を送った彼女のコレクションはブランドを象徴するような唯一無二の名品ばかり。
正に絵になるポートレートの数々はブルガリのキャリアそして宝飾品の歴史を彩ります。
モノクロの写真の女優が使っていたジュエリーを後年、ブルガリがその遺族から買い戻したもの。
28ctあるセンターストーンは、物凄い照りのあるダイヤモンド。
石の大きさ、厚みを考慮した設計で、立体的で当時としてはモダンなデザイン。
ブルガリがトップジュエラーとしてデザインを切り開いてきた歴史を感じさせます。
過去の逸品はオークションや遺族からひとつひとつ買戻し、磨き上げられ、ブルガリ宝飾品の歴史として展示されています。
遺産とも言えるそれらを大切に保存しているのです。
過去の名作を未来に伝承していくことでその価値を守り、そして高めていくことに力を入れているブルガリの活動は、ローマの美学を伝承していくことにも繋がります。
そしてそれは、長い歴史をもつ宝飾史の一端を担っています。
いつの日も、ジュエリーは女性を魅了してやまない存在です。
それは古代エジプトのクレパトラの時代から営々と続いてきたものです。
富の象徴、贈り物、ファッション、記念、その用途は古代も今も変わりません。
高級時計の世界でもそうですが、ヨーロッパで長い歴史をもつそれぞれのメゾンは、宝飾・時計文化の奥深さを改めて学ばせてくれました。
2Fサロンの中にあるブルガリの誇る超ド級のコロンビア産エメラルドのネックレス。
その迫力に圧倒されます!
最後にCaterina女史と記念撮影。
8月24日(木) 東京 銀座 ブルガリタワー
カミネがブルガリとともに発表した、世界でたった一つの限定品
その名は、「ブルガリ オクト フィニッシモ トリロジー」。
「ブルガリ オクト フィニッシモ トリロジー」は、 それぞれ複雑なファンクションをもつ3本の時計 「OCTO(オクト)」のトゥールビヨン、ミニッツリピーター、オートマティックの3本セットで構成されています。
付属するピアノ型BOXの裏蓋のプレートには、「One One One」と刻印され、3部作がそれぞれ世界最薄というワールドレコート「1」を表し、そしてもうひとつの理由は、今年でカミネが創業「111」周年を迎える記念という意味を持ちます。
ブルガリマニュファクチュールから生まれたこの特別な3本のシースルーバックには「one one one」と共に、Ryuichi Sakamoto のサインが入っています。
時計の制作にあたって、今年3月のスイス・バーゼルでブルガリの主任デザイナー ファブリッツォと私とで何度もデザインをスケッチング。これはその時の原画です。
記念として制作する時計なので、デザインやファンクションの特別性だけではなく、なにかメッセージ性が欲しい。
その話の延長で、ブルガリCEO・ウォルター氏と私は昨今の高級時計市場が世界的に愛好家を増やしている中で、この素晴らしい世界を「まだご存知ない方々」にもっと幅広く知ってもらいたいという話題に行き着きました。
広く認知されるには、こんな時計(商品)もあるのか!という事を印象づけたいと考えました。
PR軸は,スポーティラインならアスリート。ラグジュアリーならセレブリティ。
では 例えばそれがミニッツリピーターという複雑時計なら。
相乗するのは芸術的な音楽ではないか?
そんなことから、この企画の「冠(かんむり)」に「音楽」と「ミニッツリピーター」という二つの“芸術”を融合させた記念すべき商品と楽曲を創造しようという事になっていったのです。
偶然にもウォルターCEOは世界的音楽家・坂本龍一氏と交流がありました。
それはこの夜の「大人の思いつき」に、幸運な事の運びを与えました。
ウォルター氏は、スイスにおける時計作りの聖地・ヴァレ ド ジュウで丹精を凝らして手仕上げされる「音で時を知らせる」ミニッツリピーターの芸術性を坂本龍一氏へ伝え共感を得ることとなり、このプロジェクトが実現したのです。
写真はコレクションのアンベール 当日のお披露目の瞬間
スイスの崇高なる手造りによる時計製造に理解を示し、求めに応えた坂本龍一氏は、ミニッツリピーターが奏でる「音」を旋律に変えて、このタイムピースのためだけの楽曲「TIME」を完成させました。
楽曲「TIME」は、この為に製作された美しいピアノ型のケースに収められるタイムピースとともにCDもオーナーの為、贈り届けられることに。
ブルーライトの中に浮かび上がるピアノ、そして坂本龍一氏の周囲は壁も何もありません。
当日は、銀座ブルガリタワーのなんと9Fから10Fという高さにステージが組み上げられたのです。
坂本氏はさながら宙に浮いた空間でピアノを演奏しているようでした。
大勢でにぎわう10Fのホールが静寂に包まれ、坂本龍一氏のソロ演奏が始まります。
披露された1曲目は、私の大好きな映画「バベル」の印象深いエンディングを飾る名曲が演奏されました。
そして、2曲目にこの度の書き下ろし「TIME」が披露されました。ミニッツリピーターの音色が幻想的なピアノ演奏をより壮麗なイメージにふくらませていきます。
ラストの3曲目は、アカデミー賞受賞曲「戦場のメリークリスマス」。会場全体に沁みわたります。
演奏後は、盛大なパーティスタート!
ルーフトップでDJがミュージックパフォーマンス。
ハイケースに展示されるブルガリ オクト フェニッシモコレクション。
数々の時計誌の編集部やジャーナリストたちからも熱い視線をあびて夜はふけていきました。
カミネ111周年を記念した上、ウォッチメーキングに「アート」と「カルチャー」という新たな価値観をもたらすこととなったこのプロジェクト。
イベントの光景を下記よりご覧下さい。
こちらをClick!
コレクションの内容はこちらです。
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