スイス・ジュネーブで開催された
世界最大級の時計見本市「Watches and Wonders 2026」。
今年も現地に足を運び、各ブランドの最新作をいち早く体感してきました。
中でも圧倒的な存在感を放っていたのが、やはりカルティエです。
率直に言うと——
「今年のカルティエは当たり年」です。
魅力的なモデルが多すぎて紹介しきれないほどですが、今回はその中でも特に印象に残った新作を、現地でのリアルな空気感とともにご紹介します。
※他ブランドの新作レポートも今後順次公開予定です。ぜひあわせてご覧ください。
■ クラッシュ スケルトン
まず外せないのが、今回最大の注目モデル「クラッシュ スケルトン」。
1960年代に誕生したアイコンモデル「クラッシュ」の歪んだケースに、スケルトンムーブメントを融合させた一本です。
単なるスケルトンではなく、ローマ数字そのものがブリッジとして機能する設計は、まさにカルティエならでは。
実機を目の前にすると、“中が見える”という次元を超え、
視線の動きまでデザインされているような完成度を感じます。
ブースでも常に人だかりができており、今回の目玉であることは間違いありません。
数量限定150本という希少性もあり、
コレクター・アートピース志向の方には特に刺さる一本です。

■ クロシュ・ドゥ・カルティエ
カルティエ プリヴェコレクションの新作として登場した「クロシュ・ドゥ・カルティエ」。
1920年代のモデルをルーツに持つ、鐘(クロシュ)型の独創的なケースが特徴です。
横に置いた際に正しい向きで時間が読める設計は、当時の用途を現代に継承したもの。
今回の新作は、アラビア数字やリンゴ針を採用するなど、
ヴィンテージの魅力を忠実に再現した完成度の高い復刻モデルとなっています。
人とは違う一本を求める方におすすめしたいモデルです。

■ サントス デュモン(新ブレスレット&限定ダイヤル)
今年のサントス デュモンは大きく2つの進化があります。
ひとつは待望の「ブレスレット仕様」。
もうひとつは「素材にこだわった限定ダイヤル」です。
特にブレスレットは開発に約2.5年を要したとのことで、
394個もの駒で構成された滑らかな装着感は圧巻。
さらに印象的だったのが、黒曜石(オブシディアン)ダイヤル。
内部に微細な気泡を含むため、
一本として同じ表情が存在しない唯一性が魅力です。
シンプルな2針だからこそ、素材の美しさが際立つ一本。
エレガントさと個性を両立したい方におすすめです。


■ タンク アメリカン スケルトン
今回の中でも“完成度の高さ”という点で特に印象に残ったモデル。
縦長で湾曲したケースと、幾何学的なスケルトンムーブメントが見事に融合しています。
ローマ数字をブリッジとして活かしたデザインは健在で、
視認性と美しさを高い次元で両立。
ムーブメントは単に収められているのではなく、
「このケースのために設計された」ことが伝わる構造美が際立ちます。
ドレスウォッチとしての完成度を求める方に最適な一本です。

■ サントス クロノグラフ(新サイズ)
現行XLサイズの生産終了を受け、新たに登場したLMサイズ。
サイズは39.8mmへとコンパクト化され、
厚みも11.6mmと大幅に装着性が向上しています。
ダイヤルの凝縮感も高まり、全体として非常にバランスの良い仕上がりに。
スポーティさとカルティエらしい上品さを兼ね備えた、
日常使いしやすいクロノグラフとして注目の一本です。

■ まとめ|今年のカルティエは“間違いなく豊作”
今年のカルティエ新作は、
・コレクター向けの希少モデル
・日常使いしやすい実用モデル
・デザイン性の高い個性派モデル
すべてが高いレベルで揃った、非常に完成度の高いラインナップでした。
すでにカルティエをお持ちの方はもちろん、
これから検討される方にとっても“選びがいのある年”と言えます。
■ 実機をご覧いただけます|カミネ トアロード本店
カミネではトアロード本店2階に、
ウォッチブティックとしては珍しいサロン空間を新たにオープンしました。
今後、注目の新作モデルも随時ご覧いただけるよう準備を進めております。
写真や情報だけでは伝わらない魅力を、
ぜひ店頭でご体感ください。
※Watches and Wonders 2026の他ブランドレポートも順次公開予定です
→パテック フィリップ / オーデマ ピゲ なども掲載予定

カルティエ正規取扱店
カミネ トアロード本店
〒650-0021 神戸市中央区三宮町3丁目1-22
Tel. 078-321-0039
営業時間 10:30~19:30(無休)