現在スイスで開催中の「Watches & Wonders Geneva 2026」から、世界中の時計ファンが胸を熱くするビッグニュースが届きました。
オーデマ ピゲが7年ぶりに大規模展示会に「帰還」です。
2019年を最後に大きな展示会から距離を置き、独自のスタイルで顧客との絆を深めてきたオーデマ ピゲ。同ブランドが再びこの世界最大の舞台に戻ってくることを、世界中のファンがどれほど待ち望んでいたことでしょうか。
しかし、今回の登場は単なる「帰還」ではありません。それは、ブランドと私たち、そして未来のオーナーを繋ぐ「新たな対話の始まり」ではないでしょうか。
〜テーマは、没入型の旅へ誘う 「ハウス オブ ワンダーズ」〜
今回のオーデマ ピゲのブースは、一線を画しています。他ブランドが製品の希少性にフォーカスするのとは対照的に、「ハウス オブ ワンダーズ(House of Wonders)」をテーマに、単に時計を眺めるだけではなく、機械式時計製作の芸術性を、過去と未来をつなぐ没入型の展示体験として紹介します。






会場内では、創業から五世代にわたる研究開発の歩みと、最新のイノベーションが対話するように展示されており、ブランドが歩んできた情熱の軌跡を肌で感じることができる設計になっています。
そして、今回の出展で最も重要なキーワードが、新たなプロジェクト「アトリエ デ エタブリスール」です。
〜時計コミュニティを称えて〜
「アトリエ デ エタブリスール」は、伝統的な時計作りの核となる職人技を守りながら、才能と創造力に光を当てたプロジェクトで、長い時間をかけてスイスの時計産業を発展させてきた“協働の精神”を反映しています。
「エタブリサージュ」とは、18世紀から20世紀にかけてジュウ渓谷で発達した、専門職人たちが手を取り合い、一つの至高の時計を作り上げる分業ネットワークのこと。独立した職人たちを束ね、完成した時計に導く役割は「エタブリスール」と呼ばれ、オーデマ ピゲも創業初期にはこの「エタブリスール」として活動していました。
長い年月をかけて、ブランドは“集団の力”を重視することで技術的な限界を広げ、伝統的な時計作りを前進させてきました。マニュファクチュールの内外にいる職人たちとの協働を深めながら、現在ミュゼ アトリエ オーデマ ピゲが置かれている歴史的建物内に設けられた「アトリエ デ エタブリスール」は、エタブリサージュの創造的精神を現代に蘇らせることを目指しています。
今回は、異なる分野のクラフツマンたちの才能を生かし、伝統技術、最先端のテクノロジー、前衛的なデザインを見事に融合させた3つの比類ないクリエーションが誕生しました。
エタブリスール ガレ
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エタブリスール ノマド
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エタブリスール ピーコック
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自社一貫製造(マニュファクチュール)の価値が語られる現代において、オーデマ ピゲはあえてこの「協働の精神」というルーツに光を当てました。
歴史的な手法と現代のテクノロジーを融合させ、専門工房の職人たちと緊密に連携して唯一無二のタイムピースを生み出す。この姿勢こそが、他社とは一線を画すAP独自の哲学です。
高級時計を一部の限られた人のための「ステータス」として閉じ込めるのではなく、より広い層、そして次世代の夢を育むために「扉を大きく開く」。
このオープンな姿勢に、私たちも強く共鳴しています。
時計は単に時間を知る道具ではなく、職人の情熱や歴史、そして手にする方の人生と対話する存在であるべき。そう再確認させてくれる、素晴らしい幕開けとなりました。
〜2026年新作 最注目モデル〜
さて、2026年新作、各カテゴリーから最注目モデルをご紹介いたします。
①“150周年ヘリテージ” 懐中時計
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創業150周年記念モデルとして、超複雑機構が搭載されたプラチナ製の懐中時計
グランドソヌリ、ミニッツリピーター、スプリットセコンド フライバック クロノグラフ、フライングトゥールビヨン、セミグレゴリアン パーペチュアルカレンダーなど、40の機能と22の複雑機構を搭載した新開発の手巻きムーブメントCal.1150を搭載している。
さらに、グレゴリオ暦を基準として8つのコンプリケーションを搭載したユニバーサルカレンダーがケースバックに収められている。これは、太陽暦、月暦、太陰太陽暦を統合したカレンダー機構であり、年、月、日、週、月齢、夏至と冬至、春分と秋分に加え、世界各地から選ばれた9つの祝日を表示することが可能だ。時計と天文学、伝統が融合した「時の流れを体験する別の世界」を表現した、まさにAPの技術力の結晶です。
何世代にもわたって受け継がれるべき「遺産(ヘリテージ)」の名にふさわしい、時計史に刻まれる傑作と言えるでしょう。
② ネオ フレーム ジャンピングアワー
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1929年に登場した「プレモデル1271」に着想を得ながらも、ブラックPVDを施したサファイアクリスタル製のプレートが取り付けられ、現代の感性と技術が取り入れられています。
幾何学的な美しさと現代的な解釈を融合させた新作「ネオ フレーム ジャンピングアワー」。ピンクゴールドの暖かみのあるケースが、構造的な文字盤のデザインを際立たせます。APの飽くなき挑戦心を感じさせるこのモデルは、時計を「時間を見る道具」から「腕に纏うアート」へと昇華させています。
③ ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー オープンワーク
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新開発のオープンワーク仕様のパーペチュアルカレンダームーブメントCal.7139を搭載。リュウズで全ての操作が可能な画期的な“オールインワン”リューズを採用しています。
ベゼルとブレスレットのスタッヅには最新素材「バルクメタリックガラス(BMG)」を採用した、革新的なパーペチュアルカレンダー。極めて高い耐傷性と輝きを誇るこの素材は、複雑機構に新たな命を吹き込みます。最先端の素材工学と伝統的な複雑時計が見事に調和した、未来を見据えたモデルです。
今回、ネオ フレームは新たなコレクションに加えられており、今後の展開も期待されます。
④ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー
26674CD.OO.1225CD.01

2025年に発表された自動巻きパーペチュアルカレンダームーブメント、Cal.7138を搭載。こちらも、カレンダーをリューズ一つで調整可能な“オールインワン”リューズを採用し、ケースとブレスレットは、ブランドを象徴する“ナイトブルー、クラウド50”カラーのセラミック製です。
ダークなセラミックケースに収められた、息を呑むほどに精緻なパーペチュアルカレンダー。すべての暦情報を完璧に表示しながら、美しさを一切妥協しないその姿は、まさに「天体観測」を腕元で再現したかのようです。
⑤ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ
26420IO.OO.A402CA.01

進化し続けるタフネス。チタン×セラミックの機能美
オフショア特有の力強い43mmケースに、軽量かつ堅牢なチタンとセラミックを融合。洗練されたスモークグリーンダイヤルが、スポーティな中にも大人の品格を漂わせます。フライバック機能付きのキャリバー4401を搭載し、アクティブなライフスタイルを最高峰の技術で支える一本です。
⑥ロイヤル オーク ミニ クォーツ
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わずか23mmのケースに、ロイヤル オークの象徴的なデザインを凝縮した「ロイヤル オーク ミニ」。ピンクゴールドの華やかな輝きとブラックオニキスとブリリアントカットダイヤモンドで構成されたダイヤルは、まるでジュエリーのような繊細さを演出します。
控えめながらも圧倒的な存在感を放つ、タイムレスなレディースウォッチです。
この春、オーデマ ピゲが刻み始める新たなリズム。
その物語の続きを、ぜひ店頭で皆様にお伝えできる日を楽しみにしております。
ご来店を心よりお待ちしております。

オーデマ ピゲ正規取扱店
カミネ 元町店
〒650-0021 神戸市中央区三宮町3丁目1-8
Tel. 078-327-3363
営業時間 10:30~19:30(水曜日定休)
以下、関連情報
【AP LAB 、ジュネーブに期間限定オープン】
Watches &Wondersの 「In the City」プログラムの拡大と連動し、オーデマ ピゲは一連のパブリックアクティベーションを通じて、ブランドのビジョンと情熱をジュネーブの街へと広げます。その中でも象徴的なスポットであるPont de la Machineでは革新的な体験型イベントを展開します。
AP LAB は4 月 8 日から 6 月 28 日までオープンし、時計愛好家はもちろん、初心者も気軽に参加できるテーマ別ゲームや体験型アクティビティを通じて、時計製作の魅力に触れながら、マニュファクチュールが取り組む最新の技術革新・デザイン・素材開発を体験できます。
この革新的なコンセプトは 2023 年に東京で初めて導入され、教育とエンターテインメントを融合した、遊び心にあふれるインタラクティブなアプローチによって、複雑な時計製作の世界をより広い層へ開くことを目指しています。