再会したかつての恋人同士の、戸惑いながら交わされるリアルな会話を綴ったストーリー。
ユニークなのは、全編デュアル・フレーム(画面を左右に二分割した編集法)であること。男女それぞれの視点を、現在と過去を、現実と夢想を同時に映し出すことで、登場人物の心情がより伝わってきます。
劇中で流れるカーラ・ブルーニの脱力感ある音楽も、 映画の雰囲気と合っていて効果的に使われていました。