KAMINEスタッフブログ

BVLGARI HISTORY ~前編~ カミネスタッフのあれこれ連載No.22

こんにちは。
トアロード本店の古川です。

トアロード本店では数々のラグジュアリーブランドを取り扱っております。

皆様は「ラグジュアリーブランドが作る腕時計」
と聞くと、どの様なイメージをお持ちでしょうか?

洗練されたデザインの時計!
という大枠での捉え方、ダイヤモンドやプレシャスストーンを配した
華美な宝飾を施された華やかな時計!
など、様々なイメージをお持ちかと思います。

今回はそんなラグジュアリーブランドの中でも人気の高い
「BVLGARI(ブルガリ)」の歴史を紹介させていただきます。

~BVLGARI HISTORY~

創業者であるソティリオ・ブルガリ
1857年、ギリシャのエピルスという街で生まれました。

写真左がソティリオ氏。
エピルスは古代ローマ時代から銀細工が盛んで
またソティリオの実家も銀細工を生業としていました
(ちなみにカミネも創業は金細工から始まりました)

幼い頃から銀細工になじみのあったソティリオは
職人としての腕を磨きながらも近代化が進む
ヨーロッパへ目を向け、1881年にイタリア王国ローマへと移住しました。

こちらはソティリオの製作した銀細工の製品。
ローマで評判を呼びました。

1884年 ローマのシスティナ通りに初めての店を開き
その後の1905年、人気観光地のスペイン広場からほど近く、
現在にもハイブランドが多数軒を連ねる
ローマのショッピングストリート・コンドッティ通りに店舗を構えます。

この写真の中央の通りが「コンドッティ通り」
ここに、当時からずっとブルガリ本店があります。

こちらが当時のお店。

ブルガリが初めて時計製作をしたのは、1975年

なんと販売を目的に制作されたのではなく、ローマ本店の顧客100人に
液晶のデジタルウォッチをノベルティとして配布したのが原点でした。

当時は日本の誇るセイコーが、時・分・秒の
世界初の6桁表示液晶デジタルクォーツ時計を
発売した頃で、世にデジタルウォッチが浸透し始めた時代です。

これがブルガリの時計作りのきっかけとなり、
顧客からの要望に応えて
1977年、“ブルガリ・ブルガリ”コレクションから
時計の販売をスタートさせました。

ブルガリ・ブルガリは誕生以来、
ブランドのアイコンとして今もなお人気の柱となるコレクションです。

ブルガリはその後もジュエリー製作で培ったノウハウを基に
数々の華やかなジュエリーウォッチを販売しました。

華々しいコレクションから、ひとつ商品をご紹介し
前編を終わります。

セルペンティ インカンターティ
Ref.SPP30D2RUGD2L
18KPG(30mm)クォーツ
ダイヤモンド ルベライト(スノーパヴェダイヤモンド文字盤)
¥5,610,000(税込)

BVLGARIはカミネトアロード本店で取り扱っております。

~BVLGARIのご紹介 後編につづく(明日も更新☆)~

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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