KAMINEスタッフブログ

BASEL WORLD 2010 Part4

バーゼルワールドでの楽しみのひとつに”アカデミー”のコーナーがあります。
アカデミーとは独立時計師の協会です。

今年も新進気鋭の時計師たちの発表作が、多数発表されていました。
いつの時代も彼らの才能が、スイス時計界に影響を与えます。

フィリップ・デュフォー氏、健在。

これはアカデミーのガイドブックの写真ですが、
全く別の場所で1年ぶりに元気な彼と再会しました。
彼のシンプリシティはますます価値が高まる一方で、
お客様からのオーダーリクエストも度々のこと、
追加オーダーを頼み込んだのですが、やんわり断られました。
まだ、相当残って約束のオーダー分を製作していくことが今は全てのようです。

ブレゲのブースにて。
クィーンオブネイプルズのなんともエレガントな掛け時計。

こちらもブレゲ。
タイプⅩⅩⅡで、会場で話題になっていた商品のひとつ。

この時計、なんと毎秒20振動です。
主要な部分のパーツが油をほとんど必要としない、
シリシウム(シリコン)だからこそ出来るんでしょう。

脱進機とひげゼンマイがシリコン製。
クロノ針は30秒で一周、
ステンレスケース(44.0mm )、
100M防水、
フライバッククロノグラフ
GMT機能
レザーストラップ
予価¥1680000


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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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