「ブライトリング」という時計ブランドに、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
パイロットウォッチ、クロノグラフ、存在感のあるケース、そして「ナビタイマー」。
こうした印象を持つ方も多いかもしれません。
しかし、ブライトリングの魅力は単に「パイロット向けの時計」という言葉だけでは語り尽くせません。
1884年の創業以来、ブライトリングは「時間を計測するための計器」という考え方を軸に、クロノグラフの発展とともに独自の歴史を築いてきました。
航空の世界だけでなく、陸、海、そして現代のライフスタイルへ。
現在のブライトリングには、ブランドを象徴するナビタイマーをはじめ、クロノマット、スーパーオーシャン、トップタイム、プレミエなど、それぞれ異なる個性を持つコレクションが揃っています。
今回は、ブライトリングの歴史やクロノグラフとの関係、代表的なコレクションの特徴を紹介しながら、「初めてブライトリングを選ぶなら、どのモデルが自分に合うのか」という視点から、その魅力を紐解きます。
ブライトリングとは?140年以上の歴史を持つスイスの時計ブランド
ブライトリングの歴史は、1884年にスイス・サンティミエでレオン・ブライトリングが工房を開いたことから始まります。
当時24歳だったレオン・ブライトリングが目指したのは、時間を「計測・分割・管理」するための機器をつくることでした。
創業当初から、ブライトリングは単に時刻を知らせる時計ではなく、時間を正確に計測するための計器という考え方を大切にしてきました。
その思想は、後にブランドを代表する存在となるクロノグラフへと受け継がれていきます。
特にブライトリングの歴史を語るうえで欠かせないのが、クロノグラフです。
ストップウォッチ機能を備えた時計をいち早く発展させ、航空やモータースポーツなど、正確な時間計測が求められる世界で存在感を高めていきました。
その結果、現在のブライトリングは「クロノグラフの名門」としても知られる存在となっています。
ブライトリングと航空時計。その象徴が「ナビタイマー」
ブライトリングを代表する時計を一つ挙げるなら、やはり「ナビタイマー」は外せません。
1952年、航空機オーナー・パイロット協会(AOPA)からパイロット向けクロノグラフの開発を依頼されたことをきっかけに、ナビタイマーが誕生しました。
最大の特徴は、文字盤を取り囲む独自の回転計算尺です。
速度、距離、燃料消費量、上昇・下降率など、飛行に必要な計算を手首の上で行うことを目的として設計されました。
現在ではスマートフォンや電子機器によって簡単に計算できることも、当時はパイロットにとって重要な情報でした。
つまりナビタイマーは、単なるデザイン上の装飾として計算尺を備えているのではありません。
「パイロットが必要とする機能を腕時計に凝縮する」
という、ブライトリングらしい発想から生まれたデザインなのです。
そして、その特徴的な文字盤は現在もナビタイマーのアイデンティティとして受け継がれています。
70年以上にわたり進化を続けるナビタイマーは、ブライトリングを象徴するアイコンの一つです。
ナビタイマーはこんな方におすすめ
- ブライトリングらしい時計を選びたい
- クロノグラフが好き
- パイロットウォッチに魅力を感じる
- 時計そのものの歴史やストーリーを楽しみたい
- 腕元でしっかりと存在感を出したい
「ブライトリングといえばナビタイマー」と言われる理由は、そのデザインだけではありません。
ブランドの歴史そのものが、文字盤の中に凝縮されているのです。

「陸」を象徴するブライトリング クロノマット
ブライトリングの魅力は航空時計だけではありません。
現在のコレクションを代表するもう一つの存在が「クロノマット」です。
クロノマットのルーツは、1980年代にイタリア空軍のアクロバット飛行チーム「フレッチェ・トリコローリ」のために開発されたクロノグラフにあります。
1984年には正式にクロノマットが発表され、当時主流だった薄型クォーツ時計とは対照的な、力強い機械式クロノグラフとして注目を集めました。
現在のクロノマットを象徴するのが、
ライダータブとルーローブレスレット。
特に円筒状のコマを連ねたルーローブレスレットは、クロノマットならではの個性です。
航空時計としての機能性を背景にしながら、スポーツからビジネス、カジュアルまで幅広いスタイルに合わせやすい。
それがクロノマットの大きな魅力です。
ブライトリング公式でも、クロノマットは「究極の万能スポーツウォッチ」と位置付けられています。
クロノマットはこんな方におすすめ
- スポーティーな時計が好き
- 一年を通して使える時計を探している
- ブレスレットにも個性を求めたい
- クロノグラフを日常的に楽しみたい
- ナビタイマーより少し現代的な印象の時計が欲しい

「海」の世界へ。ブライトリング スーパーオーシャン
ブライトリングには、海を舞台にした時計もあります。
それが「スーパーオーシャン」です。
1957年、ブライトリングはダイバーズウォッチとしてスーパーオーシャンを発表。
当時、時刻表示のみのモデルとクロノグラフモデルを展開し、マリンスポーツやダイビングのための時計として新たな領域へ進出しました。
つまりブライトリングは、
空だけではなく、海へも進出したブランド。
この「空・陸・海」という広がりは、現在のブライトリングを理解するうえでも重要なポイントです。
現在のスーパーオーシャンは、優れた視認性や耐久性に加え、スポーティーでカラフルなデザインも魅力。
ダイビングなどの本格的なアクティビティだけでなく、休日のカジュアルスタイルにも取り入れやすいコレクションです。
スーパーオーシャンはこんな方におすすめ
- スポーツウォッチが好き
- 防水性を重視したい
- 夏のスタイルに似合う時計を探している
- カジュアルに使える機械式時計が欲しい
- クロノグラフよりシンプルなデザインが好み

ヴィンテージ感と個性を楽しむ「トップタイム」
ブライトリングには、少し違った魅力を持つコレクションもあります。
それが「トップタイム」です。
1964年に誕生したトップタイムは、当時の若くアクティブな世代に向けてつくられたクロノグラフでした。
従来のプロフェッショナル向けクロノグラフとは異なる、グラフィカルで個性的なデザインを採用したことが特徴です。
現在のトップタイムにも、その自由な精神は受け継がれています。
「いかにもブライトリング」という力強さだけではなく、
ヴィンテージ感や遊び心のあるデザインを楽しみたい。
そんな方にも選ばれているコレクションです。
トップタイムはこんな方におすすめ
- 人とは違う時計を選びたい
- ヴィンテージウォッチが好き
- デザイン性を重視したい
- クロノグラフでも少し軽やかな印象が欲しい
- ファッションとの組み合わせを楽しみたい

エレガントなブライトリングなら「プレミエ」
ブライトリング=スポーツウォッチというイメージを持っている方に、ぜひ知っていただきたいのが「プレミエ」です。
プレミエのルーツは1940年代。
それまでプロフェッショナル向けの計器としてのクロノグラフに力を入れていたブライトリングが、クロノグラフを「スタイルの象徴」として捉え直したことから生まれたコレクションです。
現在のプレミエは、ブライトリングらしいクロノグラフの機能性を持ちながら、端正でエレガントなデザインが特徴。
スーツスタイルにも合わせやすく、ビジネスシーンから休日まで幅広く楽しめます。
「ブライトリングは欲しいけれど、スポーティーすぎる時計は少し違う」
そんな方にもおすすめしたいコレクションです。

ブライトリングの代表コレクションを比較
ここまで紹介したコレクションを、簡単に整理してみましょう。
| コレクション | 特徴 | おすすめしたい方 |
|---|---|---|
| ナビタイマー | 航空時計・回転計算尺・クロノグラフ | ブライトリングの象徴を選びたい方 |
| クロノマット | スポーティー・ルーローブレスレット | 万能に使える一本を探している方 |
| スーパーオーシャン | ダイバーズ・高い視認性 | アクティブに使いたい方 |
| トップタイム | ヴィンテージ・個性的なデザイン | デザインにこだわりたい方 |
| プレミエ | エレガント・クラシック | スーツにも合わせたい方 |
このように見ると、「ブライトリング」と一言で言っても、コレクションによって印象は大きく異なります。
だからこそ、ブライトリング選びでは「人気モデルだから」という理由だけではなく、自分のライフスタイルや服装、時計の楽しみ方に合った一本を選ぶことが重要です。
ブライトリングは「クロノグラフの魅力」を楽しめるブランド
ブライトリングを選ぶうえで、もう一つ注目したいのがクロノグラフです。
クロノグラフとは、簡単に言えばストップウォッチ機能を備えた時計のこと。
しかしブライトリングにおいてクロノグラフは、単なる付加機能ではありません。
創業者レオン・ブライトリングの時代から続く「時間を計測するための計器」という思想そのものにつながっています。
さらに1969年には、ブライトリング、ホイヤー・レオニダス、ハミルトン・ビューレン、デュボア・デプラによる共同開発から、世界初期の自動巻きクロノグラフの一つとしてキャリバー11が発表されました。
こうした時計史に残る挑戦を積み重ねてきたことも、ブライトリングがクロノグラフの名門と呼ばれる理由の一つです。
初めてブライトリングを選ぶなら、何を基準にする?
では、実際にブライトリングを購入するとしたら、何を基準に選べばよいのでしょうか。
おすすめしたいのは、まず**「どんなシーンで時計を着けたいか」**を考えることです。
ブライトリングらしさを存分に楽しみたい
→ ナビタイマー
歴史、航空、クロノグラフ。
ブライトリングを象徴する要素を一本に凝縮したモデルです。
一本で幅広く使いたい
→ クロノマット
スポーティーでありながら、日常のさまざまなスタイルに合わせやすい万能性があります。
休日を中心に楽しみたい
→ スーパーオーシャン
スポーティーなデザインで、カジュアルなスタイルとの相性も良好です。
時計のデザインに個性を求めたい
→ トップタイム
ヴィンテージ感と遊び心のあるデザインが魅力です。
スーツにも合わせたい
→ プレミエ
ブライトリングらしいクロノグラフを楽しみながら、エレガントなスタイルにも合わせやすいコレクションです。
もちろん、これはあくまで一つの目安。
実際にはケースサイズや文字盤カラー、ブレスレット、ストラップによって腕元の印象は大きく変わります。

ブライトリングは、実際に腕に着けて選びたい時計
腕時計は、写真だけでは分からない部分が多くあります。
同じケースサイズでも、ラグの形状や文字盤の色、ブレスレットのデザインによって、腕に乗せたときの印象は大きく変わります。
特にブライトリングは、クロノグラフや回転ベゼルなど、文字盤やケースに情報量が多いモデルも多いため、実際に腕に着けてみることで初めて分かる魅力があります。
「ナビタイマーとクロノマットで迷っている」
「ブライトリングらしい一本が欲しいけれど、どのモデルが自分に合うか分からない」
「仕事でも休日でも使えるモデルを探している」
そんな場合は、ぜひ店頭で実際の時計を比較してみてください。
カミネでは、ブライトリングを実際に手に取りながらご相談いただけます
1884年の創業から140年以上。
ブライトリングは、クロノグラフを中心とした時計づくりを通して、航空、陸、海、そして現代のライフスタイルへとその世界を広げてきました。
ナビタイマーの歴史的な文字盤。
クロノマットの力強い存在感。
スーパーオーシャンのスポーティーな機能性。
トップタイムの自由なデザイン。
プレミエのエレガントな佇まい。
同じ「ブライトリング」というブランドの中にも、これだけ異なる魅力があります。
だからこそ、ブライトリング選びではスペックや知名度だけでなく、**「自分はどんな時計を身につけたいのか」**を考えて選ぶことが大切です。
カミネでは、ブライトリングの各コレクションを実際に手に取り、腕に着けながら比較していただけます。
初めてブライトリングを検討される方はもちろん、ナビタイマーやクロノマットなど具体的なモデルをお探しの方も、お気軽にスタッフまでご相談ください。
あなたのライフスタイルに合った一本を、ぜひ実際の腕元で見つけてみてください。

ブライトリング正規取扱店
カミネ Bis店
〒650-0021 神戸市中央区三宮町3丁目1-2
Tel. 078-321-3970
営業時間 10:30~19:30(水曜定休)