KAMINEスタッフブログ

【Watches and Wonders 2024】原点回帰のクラシックモデル-ローラン・フェリエの新作時計

Watches and Wonders 2024現地レポートで続いてご紹介するのは、ローラン・フェリエのブースです!

カミネでは、今年の2月に新店舗「エスパス ド カミネ」に、ローラン・フェリエのコーナーがオープンしたばかりです。

なんと日本が世界に先駆けてのブランドコーナーオープンだったのです!

Watches and Wondersでも採用されている木目のブースは、ローラン・フェリエが日本でコーナーを作るためにはじめてデザインしたもの。

滑らかな石のフォルムからインスピレーションを得て、温かみのある自然素材が使われています。

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「クラシック・ムーン」

ローラン・フェリエらしい、滑らかな曲線を描くクラシックなケースに、アニュアルカレンダーと、ブランド初となるムーンフェイズが搭載されます。

レッドゴールドモデルと、ステンレススティールモデルの2つのバージョンが発表されました。

レッドゴールドケースの文字盤はシルバーで縦に細かいサテン仕上げが施されます。

文字盤の繊細でバランスのとれたディテールの造り込みは流石と言えます。

細身で飛び数字のローマンインデックスにブルーのレイルウェイトラックと、日付数字。

ポインターデイト針と、31日の日付は明るいレッドカラーを採用。

カラフルでクラシックな表情で、個人的にはレッドゴールドケースの文字盤が好みです!

ステンレススティールモデルは、落ち着いた大人の雰囲気。

オパリン仕上げのブルーグレー文字盤にホワイトのインデックスと時分針、ブルーのレイルウェイトラックとポインターデイト針がシックでモダンな配色です。

この時計のハイライトは、やはりこのムーンフェイズでしょう。

アベンチュリンガラスと、半透明のブルーエナメルの組み合わせにより、まるでステンドグラスのような輝きを纏っています。

まず、アベンチュリンガラスを月と星の形に彫り、細部に手作業でホワイトのペイント。

月と星にはスーパールミノバを塗布し、高温で焼成したあと、月の表面にクレーターを表すエングレービングを掘り入れます。

光り輝く月と星がなんとも幻想的ですね。

もちろん、ローラン・フェリエの持ち味である全体的な完成度、仕上げの美しさはそのまま。

手巻きムーブメントのため、ローターに邪魔されることなく、ネジ頭やプレートの面取り、伝統的なロングブレードラチェットを余すことなく鑑賞できますね。

パワーリバーブインジケーターも備えており、ぜんまいの巻き上がりを確認することができます。

ローラン・フェリエの手巻き時計の巻き心地は古典的で抜群。
耳心地の良い巻き上げ音と、感触は上質な印象を高めます。

日本へのデリバリー時期がそろそろわかる頃ですので、ぜひお問い合わせください。お待ちしております。

クラシック・ムーン
LCF039.R5.G3N

クラシック・ムーン
LCF039.AC.C1WC

ローラン・フェリエ正規取扱店
エスパス ド カミネ
078-325-3600
〒650-0036 神戸市中央区播磨町46 ニッケ播磨町ビル
(カミネ 旧居留地店の南すぐ)
営業時間:10:30~19:30(水曜定休)

LAURENT FERRIER – ローラン・フェリエウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/laurent-ferrier/

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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