
1815年生誕の創業者フェルディナント・アドルフ・ランゲは、ドイツの精密機械産業を改革した先駆者であり、荒廃したグラスヒュッテを“時計産業の街”へと発展させた立役者です。
この大いなる偉業への称賛と、ブランドのルーツを象徴するタイムピースとして1815コレクションが誕生しました。
クラシカルかつ実用的な1815 アニュアルカレンダーは、ダイヤル中央を一段低くしたサークルの上に3つの小さなサークルがバランス良く配され、美しさと良好な視認性を有しています。
アラビア数字上部の小さなブラックドットや、外周レイルウェイの枠も緻密なデザインで、かつてのA.ランゲ&ゾーネ懐中時計の意匠を継承しています。
月と星々が煌めくムーンフェイズは122.6年に1日の誤差と非常に高性能。
ベゼルはポリッシュ、側面はヘアラインとポリッシュの組み合わせ、ラグにも繊細な面取りが施され隙の無い美しさです。

A.ランゲ&ゾーネ
1815 アニュアルカレンダー
Ref. 238.032 E
¥ 7,843,000‐税込
K18ピンクゴールドケース:直径 40 mm 、厚さ:10.1 mm
手巻き
パワーリザーブ 72 時間
カレンダー機能、ムーンフェイズ表示、日付表示および曜日表示、パーペチュアルカレンダー、曜日表示
https://www.kamine.co.jp/item/3976/
年に一度だけ2月末のみの日付調整で、良いアニュアルカレンダー機構のムーブメントモジュールは
わずか高さ1.4mm 。ムーブメント全体でも5.7mm と厚みを抑えて設計され、ケース外観 40mm径 と 厚さ10.1mm のバランスは、適度な存在感と快適な装着感を併せ持ちます。
カレンダー調整は2時位置のプッシャーを押すことで、すべての表示を一括して簡単に進めることができます。
ケース左右側面の計4つのプッシュボタンでは、曜日・日付・月・ムーンフェイズを個別に調整も可能。
A.ランゲ&ゾーネのカレンダー機構搭載モデルで、日付だけ個別に調整可能なのはこの1815アニュアルカレンダーのみの仕様です。

ケースバックから見ることができる美しいグラスヒュッテ・ストライプ仕上げ、エングレーブされた緩急針受け、ブルースクリュー、ゴールドシャトンのルビーなど、壮麗なドイツ伝統の技術はまさに芸術品。
複雑機構を搭載しながらも派手な主張しない控え目な佇まい。アニュアルカレンダー時計は自動巻きが主流な中で、手巻きアニュアルカレンダーという稀少性にも惹かれます。
生産本数が非常に少なくモデルチェンジもほとんどない、長く所有する喜びを味わえる時計です。
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カミネ 旧居留地店
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