KAMINEスタッフブログ

F.P ジュルヌ

この度、カミネ・トアロード店で長年扱っております
独立時計師 『 F.Pジュルヌ 』 のコーナーを旧居留地店に移すことになりました。

F.Pジュルヌについて少しご紹介。

1978年にパリの時計学校を卒業後
アンティーク時計の修理工房に従事。
はるか昔に製作された時計や複雑時計の調査を怠ることなく調査し
学ぶことで、偉大な科学者や発明家、熟練時計師の思考や哲学を辿れました。

現在クロノメーター時計を製作するアーティストとして
また、新しい時計の機構を発明し製作する時計師として
フランソワ‐ポール‐ジュルヌは常に伝統的な時計製作に敬意を払いながら
創造的で革新的な時計製作を行っています。

F.Pジュルヌにとって18世紀はまさに時計の黄金期であり
彼が自ら製作した時計にラテン語で "Invenit et Fecit" (発明し、製作した)と明記するのは
まさにこの時代へのオマージュに他なりません。

F.Pジュルヌは現代を生きる時計師として、産業としての時計製作と
芸術的な時計製作の間のギャップを克服することに成功しました。

彼の製作する時計は、複雑でありかつ繊細ですが、同時に最大限の使いやすさと
信頼性も備えています。

旧居留地店に移りました新コーナーは、これまで以上に厚みを増した
F.Pジュルヌコレクションと共に店内中央に完成致しました。
(F.Pジュルヌ氏自身がコーナーの設計をサポートしております。)

先日もご案内させて頂きましたが
この度の移転を記念致しまして、6月1日(日)15:00~18:00の間
F.Pジュルヌ氏に長期間取材を敢行し、幻冬舎より出版された『偏屈のすすめ』著者・高木教雄氏と
時計ジャーナリスト広田政将氏をゲストに旧居留地内でスペシャルトークセッションを開催致します。

F.Pジュルヌ氏の人物像やエピソード
数々の名作タイムピースのご紹介など
両氏だからできるスペシャルトークセッションです。

お時間ございましたら、是非ご来店の上
F.Pジュルヌの世界観に触れてみて下さい。

参加ご希望の方、旧居留地店までお問合せ下さい。

カミネ 旧居留地店
kyukyoryuchi@kamine.co.jp
078-325-0088


記事カテゴリー

COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

連載コラム一覧

<< 前の記事
出雲へ!
UPDATE: 2014.05.26
次の記事 >>
サンティグラフ・スポーツ
UPDATE: 2014.05.27
LINE

LINE友だち追加して
お問い合わせ