KAMINEスタッフブログ

ロジェ・デュブイ ファクトリーツアー&モネガスクパーティ IN モナコ PART-1

2011年10月下旬
今年最後の渡航。

ロジェ・デュブイ 本社工場視察と
2011年の目玉「モネガスク」をプロモーションする
本社主催のパーティ(モナコ)に行ってまいりました


ジュネーブ、モナコ、ニースを3泊で巡る
弾丸ツアーは実に内容の濃いものとなりました。

ジュネーブの郊外「プランネワッツ」にある、
ロジェ・デュブイ本社工場。
建物からしてモダンで、規模も大きい。
ミラー仕上げのファサードウォールに写るのは、
その周辺の様子。

ファクトリー見学の慣例にそって、
まずは白衣に着替えて、記念撮影。

ひとつひとつのベースキャリバーの地板やパーツを顕微鏡で見ながらルーターを使い、
手作業で磨き上げていきます。
これが極めて難作業。年季が必要です。

柔らかい洋梨の木を薄い円盤状に加工して、回転機にセット。
それに練り合わせたダイヤモンドパウダーを塗布し、パーツのひとつひとつを丁寧に磨き上げます。
大変時間がかかる、根気のいる作業です。

ロジェ・デュブイファクトリーの誇る「AIMAC」の超精密切削器。

「AIMAC」で切削された地板製作は、ここからがスタート。
これに面取り加工や、ペルラージュ、コードドジュネーブなどの仕上げが施されていきます。
その完成度の高さと美しさが、ジュネーブシール取得へと繋がっていきます。

完成したダブルトゥールビヨンPGバケットダイヤモンドセッティング。
ウルトラゴージャス!
スケルトンのムーブメントは殆んどがブラックコーティングされ、
よりダイヤモンドが引き立ちます。
ロジェ・デュブイ製品は完成後、厳しい審査条件のジュネーブシールを取得し、
更にこれまた厳しいクロノメーター(COSC)をも取得したもののみが、
全世界へ出荷されていきます。
見た目だけでなく、中身のクオリティも最高水準なのです。

次回は続きまして、モナコでの様子をお知らせします。
お楽しみに。


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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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