クロノメトリーブログ

ゼニス A386の正統後継モデル クロノマスター オリジナル

エル・プリメロ 3600

ゼニス、いや世界を代表する時計ムーブメントである「エル・プリメロ」は
光と陰どちらも経験している、波乱万丈な機械です。
そのドラマ性、精密性から多くのファンを抱えています。

その始まりは1969年。
ゼニスは世界で初めて自動巻き高振動クロノグラフムーブメントを搭載した
エル・プリメロを発表します。
これにより、ゼニスは自社製自動巻クロノグラフを
一般向けに発売した初のマニュファクチュールとなりました。

しかし、その栄光から束の間
1970年代に入り、クォーツ時計の台頭により
機械式時計は淘汰されてしまいます。

ゼニスも例に漏れず、米企業に買収された後
機械式ムーブメントの製造中止と、それに伴い
ムーブメントの製造に必要な工具や機械類を処分することが決定されます。

その後、エル・プリメロは休眠状態に陥りますが
1984年、ロレックスがデイトナに
エル・プリメロを搭載したいという希望を出したところから
また歯車が動き出します。

一度は破棄されていたと思われた設計図や工具、機械類を
会社の屋根裏に隠していた人物がいました。
それがゼニスのエンジニアであったシャルル・ベルモです。
機械式時計の復権を確信していたこの人物のおかげで
再度多額の投資をせずともエル・プリメロが再生産できたのです。

そうした歴史の上に今のゼニス、エル・プリメロが立っているのです。

今年の新作であるクロノマスター オリジナルは
初代エル・プリメロのA386の正統後継モデルとなっています。

これまでにもエル・プリメロ誕生 50 周年を記念して発表された
クロノマスター リバイバル コレクションに
ゴールドバージョンの A386 を発表するなどしていましたが、
スチール製の復刻がされていませんでした。

よって、この新作はゼニスファン、時計ファンが待ち続けていたものです。


A386でも特徴的であったトリコロール文字盤、4時半位置の台形日付窓など
伝統を継承していますが、
搭載されているムーブメントのエル・プリメロは最新型の3600。

36000の高振動により、このムーブメントは 1/10 秒を
非常に精確に計測することができます。
それだけでなく、パワーリザーブも60時間に増えており
日常的に使用することに長けています。

今回、クロノメトリー店にはアイコニックなトリコロール文字盤だけでなく
よりシックな印象の逆パンダ文字盤のモデルも入荷しております。
ゼニスの今昔を感じることができるクロノマスター オリジナルを
是非、店頭でご覧くださいませ。

ケース径:38㎜
ケース素材:ステンレススチール
防水:5気圧
パワーリザーブ:60時間
¥1,034,000-(税込)

カミネクロノメトリー店
〒650-0021
神戸市中央区三宮町3丁目1-5
TEL:078-391-1571

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UPDATE: 2021.11.10