サンバースト仕上げが施されたディープグリーンカラーのダイヤルを備えた新作「トラディショナル・トゥールビヨン」は、直径41mmのプラチナケースのクラシックなデザインを完璧に引き立てる現代的なダイヤルを組み合わせました。同色のアリゲーターストラップで際立つこの色合いは、このモデルに深みと荘厳さをもたらします。超薄型の自社製自動巻きキャリバー2160/1を搭載するこのモデルは、中央の針で時・分、6時位置のトゥールビヨンのキャリッジ上でスモールセコンドの秒を表示します。22Kゴールド製ペリフェラルローターにより、キャリバーの薄さと、その作動を妨げることのないムーブメントの素晴らしい眺めを確保し、「トラディショナル・トゥールビヨン」は、クラシックな美学と現代的なデザインを完璧に融合させています。

伝統から生まれたキャリバー
新作「トラディショナル・トゥールビヨン」の本質的な美しさは、ペリフェラルローター搭載厚さわずか5.65mmの超薄型、自社製自動巻きキャリバー2160/1によって実現されています。この薄さは、ムーブメントを完全に習熟した技術を必要とし、それに加えこのキャリバーは、重力がテンプの等時性に及ぼす影響を補完するよう設計されたトゥールビヨン調速装置を統合しています。

この調速装置は動きを明確に捉えるため、毎時1万8000回の振動（2.5Hz）で時を刻みます。このゆっくりとしたリズムは歴史的な懐中時計で用いられ、トゥールビヨン機構の優雅な動きを堪能することができます。ケースバックのサファイアクリスタルを通して楽しめるこの眺めは、ペリフェラルローターを統合するムーブメントの構造によりさらに魅了されるものとなります。このローターは、キャリバーの厚さを抑えるだけでなく、80時間のパワーリザーブも確保されています。

ムーブメントの仕上げにも完璧を追求し、ダイヤル側にペルラージュ仕上げ、ケースバック側にはコート・ド・ジュネーブ仕上げを施した手作業による面取りブリッジを備えています。

トゥールビヨンは黒いスクリューでスモールセコンドを表示するマルタ十字のキャリッジを備えており、細部へのこだわりを感じさせます。これは円錐形と半円筒形の形状を得るために、素材をヤスリで削り、磨き上げるという完全に手作業で繊細に磨き上げられています。

新しいダイヤル
新作「トラディショナル・トゥールビヨン」は、直径41mmのプラチナケースに、サンバースト仕上げを施した荘厳なグリーンカラーのダイヤルを合わせています。ガルバニック処理で施される独特な色合いは、プラチナの白に近い輝きを放つこのモデルに奥行き感と力強さを与えています。このコントラストは、ともにホワイトゴールド製のバトン型インデックスとドーフィン式によりさらに際立ち、ダークグリーンのストラップはダイヤルの色合いと調和しています。ヴァシュロン・コンスタンタンのスタイル＆ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニはこう説明します。「トラディショナル コレクションは、メゾンの歴史と伝統を正確なスタイルコードで表現し、どんなに複雑な機構を搭載しても時代を調越したデザインを実現します。この新しいダイヤルの色合いによって、メゾンは、デザインの古典的なアプローチに現代的な観点から解釈を加えました。」