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【ONLY WATCH 2024】ローラン・フェリエ 「スポーツ・オート・オン・トラック」

 ONLY WATCHは2005年に難病の一つであるデュシェンヌ型筋ジストロフィー研究のための資金調達を目的として設立されたチャリティーオークション。
名だたる腕時計ブランドからユニークピースが出品される注目のイベントとなっています。

 今回で10回目を迎えるこのイベントに、ローラン・フェリエからブランドの歴史を体現するユニークなタイムピース「スポーツ・オート・オン・トラック」が登場します!

 
 ブランドの創始者であるローラン・フェリエとフランソワ・セルヴァナンがレーサーとして活躍したストーリーをルーツに持つ「スポーツ・オート」をベースに、エクスクルーシブなダイヤルを備えたユニークピースです。

 ローラン・フェリエのレーサーとしての一面については先日のエスパスブログにも掲載をしておりますので、是非ご一読ください。
https://www.kamine.co.jp/blog/lespace/2024/03/31/laurent-ferrier-sport-auto/

 ブランド発足のきっかけにもなったこのレーサーとしてのストーリーを再び掘り起こし、より目に見えやすい形で表現したところに、今回のモデルの特別性が伝わってきます。

 本モデルは「スポーツ・オート・オン・トラック」という名前からも分かる通り、そのダイヤルはかつてローラン・フェリエとフランソワ・セルナヴァンが駆け抜けたサーキットトラックをモチーフとしているようです。

 まず新しいダイヤルにはアスファルトを思わせるチャコールグレーのグラデーションを採用。
7時位置から2時位置にかけてはイエローとブルーを交互に配したトラックパターン。
2時位置から7時位置にかけてはトラックに区切られたスピードバンプを連想させる白いプリントが施され、ダイヤル上にサーキットを表現しています。

 アワーサークルのグリーンはサーキットのまわりに生える芝生をイメージしたのでしょうか。

 その他にもロゴ、中央の十字、インデックスのスーパールミノヴァは、すべてホワイトで統一され、サーキットで見られる色を駆使しながら世界観をうまく表現しています。グリーン、イエロー、ブルーを用いた全体のカラースキームと、小さなサーキットをダイヤル上に表現したというそのアプローチ自体が、良い意味で少しチャーミングな印象を時計に与えていますよね。

 スモールセコンドにはうっすらと「OW」の文字が記され、社会的課題の解決に向けたONLY WATCHという重要なイベントに捧げた1本であることを示しています。

 ローラン・フェリエの中でも人気シリーズである「スポーツ・オート」のユニークピース。このオークションで一体どれだけの価値が付けられるのか、非常に興味深いですよね。

 今回、ONLY WATCHはイベントの延期を受け、いくつかのブランドは参加を見送る結果となっています。私たち時計愛好家はこのイベントの目的が果たされ、腕時計を通して、より良い社会に繋がることを祈るのみです。

2024年限定モデル

リファレンス LCF040.T1.A3GC1

ムーブメント
自動巻きムーブメント LF270.01
直径: 14”’ (Ø 32.50mm)
厚さ 4.85mm
振動数: 4Hz (28,800振動/時)
パワーリザーブ 72時間
215個の部品/31個の石
センター時分針
6時位置にスモールセコンド
3時位置に日付表示
水平サテン仕上げとルテニウムコーティングのブリッジ

ケース
グレード5チタン
寸法 41.5mm(3時位置~9時位置)
厚さ:12.70mm
フレーム、ベゼル、スクリューバック
サファイアガラス製ケースバック、ムーブメント表示
120m防水
ドーム型サファイアクリスタル
ベゼルは円形サテン仕上げ、側面はポリッシュ仕上げ、ケース中央は垂直サテン仕上げ
ケースバックに「Only Watch 2023」と刻印された特殊ネジ

ダイヤル
チャコールグレーのグラデーション
ホワイト転写
6時位置に「OW」トーン・オン・トーン転写によるスモールセコンド
インデックス: 18K/750ホワイトゴールド210Pd、ホワイトスーパールミノヴァ
3時位置の窓、ホワイトディスク、チャコールグレーの日付表示

18K/750ホワイトゴールド 210Pd
時・分: アセガイ型、ホワイトスーパールミノヴァ
セコンド:バトンシェイプ

ブレスレット
グレード5チタン製3リンク・ブレスレット
グレード5チタン製フォールディング・クラスプ

【お問い合わせ先】
エスパス ド カミネ
兵庫県神戸市中央区播磨町46 ニッケ播磨町ビル
営業時間 10時30分~19時30分(水曜定休)
TEL 078-325-3600

LAURENT FERRIER – ローラン・フェリエ ウォッチコレクション
https://www.kamine.co.jp/watch/laurent-ferrier/

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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UPDATE: 2024.05.25
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