Patek Philippe Floorブログ

リチュアル オブ ライフ Twenty~4

1999年以来、長きに渡りパテック フィリップの
レディースモデルのベストセラーであった
角型のTwenty~4 4910/10モデルの
生産終了が発表されたのは昨年2020年の初めの事でした。
その前に丸型の自動巻モデルがコレクションに追加されていたことから、
てっきり自動巻モデルのみに統一されるものだと思っていました。

そんな勝手な思い込みとは裏腹に、
角型クォーツモデルは文字盤のデザインを変更し、
また昨年の秋に4910/1200モデルとして戻ってきました。
さらに先日、4月の新作発表会に先駆けて
この4910/1200のRGブレスモデルが2021年新作として
4910/1201が発表されました。

昨今は女性のお客様でも機械式時計に対して
その価値と機械式の優位性などへの理解も深まり、
この丸型自動巻のレディースTwenty∼4も人気上昇中です。
一見大きくボリュームがありますが、
一度試着されるとその装着感には驚かれるでしょう。
また丸型の自動巻きモデルのSSとRGモデルにも
それぞれ新色文字盤が追加されています。
丸型の自動巻、角型のクォーツ、素材もSSにRGと
組み合わせによる選択の幅が広がったのも嬉しい限りですね。

ご存知の通りTwenty~4という名前は

24時間どんなシチュエーションにも対応することが由来ですが、
最新のキャッチコピーはこれをさらに進めた
リチュアル オブ ライフ」となっています。
リチュアルとは儀式のように決まって行う
日常の行為や習慣の事を言いますから、
「身に着ける事は生活や人生の一部」といった感じでしょうか。

そもそもパテック フィリップは
レディースモデルを大事にしているメーカーであり、
歴史を紐解けば、1851年にロンドンで開催された
世界初の万国博覧会でゴールドメダルを獲得し、
その際にヴィクトリア女王にペンダント・ウォッチを献上したことが
その後の名声へと繋がっています。

こちらはフレアード型のレディースモデル4972G-001。
「セラータ」という愛称が付いています。
優美な曲線のケースには130個(約1.80カラット)の
ダイヤモンドがセッティングされており、
マザーオブパール文字盤には美しい放射状のギョシェ装飾が施されるという
手の込みようです。

永久カレンダー、年次カレンダー、クロノグラフ、ワールドタイム等も
全てメンズと同じムーブメントを使い、
レディースモデルがラインナップされる幅の広さも
さすがメゾン パテック フィリップ、大人の奥行きの深さです。
(Twenty~4シリーズだけは基本女性向けしかありませんが)

様々なバリエーションで選択肢の広い
パテック フィリップのレディース・コレクション、
是非お気に入りの一本を見つけられてはいかがでしょうか。

パテック フィリップは、
カミネ トアロード店2F パテック フィリップ・フロアにて
お取り扱いしております。

≪SHOP INFO≫
カミネ トアロード本店2F パテック フィリップ・フロア
Tel.078-321-0039
営業時間 10:30~19:30
https://www.kamine.co.jp/shop/torroad2/

混雑を避け、ゆっくりとお買い物をお楽しみいただくために
事前のご来店予約をおすすめしております。

ご来店予約はこちらから >> Click ※カミネでは、全店で新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底しております。ご入店時の手指消毒・マスク着用にご協力いただきますようお願い申し上げます。

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COLUMNコラム

篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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