A.LANGE & SÖHNEブログ

ランゲ サクソニアは極限までそぎ落とされたドレスウォッチ

何事においても無駄を省くというのは
合理的で且つ美しさまで感じることがあります。

大谷翔平と同じロサンゼルス・エンゼルスに所属する
マイク・トラウトという選手。

彼はメジャーリーグ屈指のアベレージヒッターで
長打もある世界最高峰の選手です。
彼のバッティングフォームはボールをインパクトするまで最短距離でバットが出てくる一切無駄のないスイング。
まるでマシンのようにバッティングをするためあまり派手には見えませんが
無駄を省いたスイングには美しさを感じます。

時計においても同じことが言えるかと思います。

多くの方は複雑機構が搭載されているもの、装飾が美しいもの、
そういった時計に目がいくことが多いかと思います。
職人の成せる技によって生み出される弩級の時計は芸術品でもあり、
事実大変美しいです。
しかし「引くことの美しさ」というのが時計の世界にもあると思っています。

ランゲ&ゾーネのサクソニアはまさにそれを体現しているのはないでしょうか。

シャープなラグに控えめなバトンインデックス、
スモールセコンドにケース径が35㎜という極めてクラシカルなデザイン。

他ブランドの3針ドレスウォッチも多々ありますが、
サクソニアはそれらよりもさらに保守的な印象。
しかし、無機質というわけではなく手作業による製作、仕上げからは
温かみと美しさを感じることができます。

着用感に関しては非常に快適で控えめ。

ケース径が35㎜ということもありますが、
厚さが7.3㎜ということも大きく起因しています。

袖口にさりげなく収まるサクソニアはフォーマルな場面ではもちろん
カジュアルスタイルにも溶け込みます。

貴金属の華やかさと無駄がそぎ落とされたデザインが噛み合ったこの時計は
つい手元に目を落としたくなります。

35㎜というケース径は女性でも着用頂ける大きさ。
パートナーの方とシェアウォッチとしてお楽しみ頂くことも素敵ですね。

ただ、文字盤がマザーオブパールで仕上げられた
女性らしいモデルもございます。

写真で上手く表現できず申し訳ないのですが、
実際文字盤は光の反射によってマザーオブパールならではの輝きを放ちます。
ライトグレーのアリゲーターストラップも
この時計をよりエレガンスにしています。

シンプルを極めたデザインとは裏腹に
ムーブメントは機械を得意とするランゲならではのこだわりと
職人技を感じることができます。

独特な形をした受け、3/4プレートのストライプ模様、
テンプ受けのエングレービング、面取り、鏡面仕上げ、ゴールドシャトン・・・これらは全て最高峰の物で、素人目に見てもその美しさは一目瞭然です。

シースルーバックの裏蓋から見える部分だけでなく、
見えない部分にもこの仕上げは施されています。

過去のランゲブログでも詳しく解説しておりますので是非そちらも合わせてご覧くださいませ。
また、このムーブメントは薄型且つ小型である為、
時計のケース厚を薄くすることにも寄与しています。

スイス時計とはまた違うドイツのドレスウォッチ。
その魅力は控えめなルックス、堅実で高度な仕上げ装飾が施されたムーブメントにありました。
是非、店頭でご覧になってみてはいかがでしょうか。

サクソニア
ケース径:35㎜
ケース素材:PG
防水:日常生活防水
パワーリザーブ:45時間
¥2,519,000-(税込)シルバーダイヤル
¥2,750,000-(税込)マザーオブパールダイヤル

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篠田哲生

最高峰の時計ブランド「パテック フィリップ」の魅力とは何だろうか?
数々の仕事を通じてこのブランドに出会い、魅了され、遂にはユーザーとなったライター、ウォッチディレクターの篠田哲生氏が、自身の目と経験から感じた、"パテック フィリップのこと"について語る。

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